社長挨拶

ソフトバンクは時代の変化に伴うニーズを先取りして更なる革新と挑戦を続けていきます。

当社は、2018年12月に東証1部に上場し、成長戦略である「Beyond Carrier」戦略を掲げて、今後の継続的な成長に向けて布石を打ち続けています。

通信事業においては、競争環境が日々変化していく中で、「ソフトバンク」「ワイモバイル」「LINEモバイル」の三つのブランドがそれぞれにポジションを確立し、顧客基盤を堅調に拡大することができました。スマートフォンの市場は成熟したといわれますが、「1億総スマホ」の時代に向けてまだまだ成長の余地は大きく、この1年でPayPayが急激に普及したように、スマートフォンの利用シーンは日々広がっていきます。今後、スマートフォンはあらゆるサービスの起点となり、さまざまなネットサービスが集約されたスーパーアプリが重要な鍵を握ることになるでしょう。この時代の流れを大きなチャンスと捉え、さらなる成長を実現するために、ヤフー(現Zホールディングス)の子会社化やZホールディングスとLINEの経営統合に向けた合意など、グループ全体で「Beyond Carrier」戦略を推進しています。さらに、MaaS時代のプラットフォームを構築するMONET Technologiesや、成層圏に次世代通信システムを構築してどこでもつながる社会を目指すHAPSモバイルなど、新たな領域の事業にも取り組んでいます。また、成長領域に人員をシフトする構造改革においては、昨年から全社で4,000人のデジタルワーカーを創出するプロジェクトを開始しました。この構造改革は成長戦略を加速させる重要な取り組みとして、今年も継続的に取り組んでいきます。

今年はいよいよ5Gが世の中に本格的に普及していく年です。当社は、3月末ごろから5Gの商用サービスを開始します。5Gによって、さまざまな業界でデジタライゼーションが急速に進み、産業界全体が大きく変わっていきます。これまでの、人と人がつながる世界から、人とモノ、モノとモノがつながるIoTの世界になり、そこから得られるビッグデータの活用が企業の発展において重要な鍵となります。AIによってビッグデータを分析して活用することで新しい価値が生まれ、あらゆる産業が再定義されることになるでしょう。当社は、5G、IoT、AIの三つのテクノロジーを中心に、各産業で新たなビジネスモデルを創出するとともに、社会課題の解決を目指していきます。また、今秋に本社を移転する竹芝地区においては、新本社をAIやIoTを活用したスマートビルにするだけでなく、街全体で5Gやモビリティー、ドローン、ロボティクスなどを活用する最先端のスマートシティーの構築に取り組み、社会課題の解決の最前線としてモデルケースを生み出していきます。

デジタライゼーションが進む世界で、通信ネットワークは重要な社会インフラになっており、あらゆるモノがつながる5Gの時代において、その役割は一層増していきます。当社は、その通信ネットワークを基盤に、人々の生活や産業を変える新領域のビジネスに挑戦し、経営理念である「情報革命で人々を幸せに」の実現に向けてまい進していきます。

今後とも、ソフトバンクへのより一層のご支援とご鞭撻を賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。

2020年1月
ソフトバンク株式会社
代表取締役 社長執行役員 兼 CEO
宮内 謙

成長戦略 Beyond Carrier

成長戦略 Beyond Carrier

通信を介してあらゆるヒト・モノ・コトをつなぐ「Beyond Carrier」戦略で、社会に新しい体験を創り出すとともに、さらなる先端技術の開発に挑戦しています。

成長戦略 Beyond Carrier

サステナビリティ

サステナビリティ

持続可能な社会の発展に向けて取り組むべき6つの「マテリアリティ(重要課題)」を特定し、SDGsの達成および社会課題の解決に向けて取り組んでいます。

サステナビリティ