業績予想

連結業績予想

2023年3月期の連結業績予想については、モバイル料金の値下げ影響を受ける一方で、PayPay株式会社の子会社化による影響や、法人事業およびヤフー・LINE事業の成長により、引き続き増収増益を見込んでいます。
なお、PayPay株式会社の子会社化に伴う段階取得に係る差益の計上見込み額に従い、2022年11月に業績予想の修正をしています。

(億円)

2022年3月期
実績※3
2023年3月期
予想※4
増減 増減率
売上高 56,906 59,000 +2,094 +4%
調整後EBITDA※1 17,418 15,400 △2,018 △12%
営業利益 9,656 10,500 +844 +9%
純利益※2 5,145 5,400 +255 +5%
[注]
  1. ※1
    調整後EBITDA=営業利益+減価償却費及び償却費(固定資産除却損含む)+株式報酬費用±その他の調整項目
  2. ※2
    純利益:親会社の所有者に帰属する純利益(ソフトバンクの株主に帰属する純利益)
  3. ※3
    共通支配下の取引に係る会計方針の変更に伴い、2022年3月期実績を遡及修正
  4. ※4
    2022年11月に業績予想の修正を公表

セグメント別 営業利益予想

コンシューマ事業では、スマートフォン契約数の増加を見込む一方で、モバイル料金の値下げ影響や販売関連費等の増加による減益を見込んでいます。法人事業では、お客さまのデジタル化推進に伴いモバイルおよびクラウドなどのソリューションサービスに係る利益の増加を見込んでいます。流通事業では、サブスクリプションサービスの拡大による増益を見込んでいます。ヤフー・LINE事業では、コマースや金融サービスへの成長投資を見込んでいます。その他、PayPay株式会社の子会社化による影響を見込んでいます。
なお、2023年3月期第3四半期連結会計期間より、報告セグメントとして「金融」を追加予定です。「金融」を構成する主な事業会社は、PayPay株式会社、PayPayカード株式会社、PayPay証券株式会社、SBペイメントサービス株式会社を予定しています。これに伴い、通期の「金融」の営業利益予想を新たに開示しています。

(億円)

2022年3月期
実績※3
2023年3月期
予想※4
増減 増減率
コンシューマ事業 6,395 4,800 △1,595 △25%
法人事業 1,285 1,410 +125 +10%
流通事業 229 235 +6 +3%
金融事業 143 △190 △333 △233%
ヤフー・LINE事業 1,605 1,700 +95 +6%
その他※5 △1 △403 △402
PayPay株式会社の子会社化に伴い計上する見込みの段階取得に係る差益 2,948 +2,948
合計 9,656 10,500 +844 +9%
[注]
  1. ※5
    「その他」には、「コンシューマ」「法人」「流通」「金融」および「ヤフー・LINE」の報告セグメントに含まれない情報や、セグメント間取引の消去、各報告セグメントに配分していない費用を集約した「調整額」が含まれています。