社長メッセージ

ソフトバンクは時代の変化に伴うニーズを先取りして更なる革新と挑戦を続けていきます。

私どもソフトバンク株式会社は、2018年12月19日に東京証券取引所市場第1部へ上場し、今回上場後初の半期決算を無事に迎えることができました。皆さまのご支援、ご高配に心から感謝申し上げます。

2019年度上期の業績については、売上高・利益ともに前年同期比で増加しました。市場環境が日々変化する中、前年同期比で全セグメント増収というご報告ができ、うれしく思っています。当上期においては、6月27日にヤフー株式会社を連結子会社化し、両社間のシナジーを生み出していくための準備を整えました。また、スマートフォン決済サービス「PayPay」では、サービス開始後14カ月で登録ユーザー数が2,000万人(2019年11月時点)を突破し、非常に多くの方にご利用いただいています。これらはいずれもソフトバンクを今後大きく成長させるために必要な布石です。「成長と株主還元の両立」という経営方針の下、下期も気を緩めることなく、成長に向けたさまざまな取り組みに引き続き注力していきます。
通期業績見通しは期初にお示しした通り、売上高4兆8,000億円、営業利益8,900億円、親会社の所有者に帰属する純利益4,800億円を見込んでいます。また、1株当たり配当金は期末42.5円、年間で85円を予定しています。

私が考えるソフトバンクの強みは三つあります。一つ目は、常に変化し続けられる力です。PC、インターネット、フィーチャーフォン(いわゆる、ガラケー)、そしてスマートフォンと、この30年でICT(情報通信技術)の世界は大きく変化してきましたが、ソフトバンクはそのようなテクノロジーの進化を見逃さず、常に新たなビジネスにチャレンジすることで、時代とともに会社を大きくしてきました。二つ目は、事業を成長させる力です。日本テレコム株式会社やボーダフォン株式会社、株式会社ウィルコム、イー・アクセス株式会社など、危機にひんする企業を束ね、再生し、事業を拡大してきました。そして三つ目は、とにかく逆境に強いことです。逆風にさらされるときもありますが、私たちはそれを常に真正面から受け止め、自分自身をさらに錬磨し、成長につなげてきました。今後もこれらの強みを失うことなく、事業の成長のための挑戦を続け、企業価値の向上を目指します。

株主・投資家の皆さまにおかれましては、今後とも、当社へのより一層のご支援とご鞭撻を賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。

2019年12月
ソフトバンク株式会社
代表取締役 社長執行役員 兼 CEO
宮内 謙

[注]
  1. ヤフー株式会社は2019年10月1日付で、会社分割(吸収分割)により持株会社体制に移行し、商号を「Zホールディングス株式会社」に変更しています。