SNSボタン
記事分割(js記載用)

世界の子どもたちがPepperで競う? World Robot Summitのトライアルイベント開催!

2020年に開催される、ある大会を知っていますか?
「大会」というと、“スポーツ”を連想してしまうかもしれませんが、実は世界中の最先端のロボットやロボット技術が集まり、さまざまな競技会・展示会が行われる世界の祭典が開催されるんです♪その名も「World Robot Summit(WRS)」!

2020年の開催に先駆け、8月2日(水)~6日(日)にWRSのジュニアカテゴリー「スクールロボットチャレンジ」のトライアルイベントが東京都町田市の玉川学園で行われました!

悪戦苦闘しながらもPepperとのコミュニケーションに挑戦!

WRSのトライアルイベントは日本だけでなく、世界の小学生から高校生が参加し、Pepperを使ったワークショップと競技会を開催。

トライアルイベントの最終日に行われた「オープン・デモンストレーション」と呼ばれる競技会では、「学校生活をより良くするために、どのようにロボットを活用したら良いか?」をテーマに、チーム単位で課題を決め、Pepperを使って実演しました。生徒たちは「保健室の受付をスムーズにする」「学校のイベントでPepperが指揮をしながら国歌を歌う」など、さまざまな場面を想定したアイデアを披露。慣れないPepperのプログラミングに苦戦しながらも、チームメンバーと協力し、知識やスキルなどを駆使して発表にこぎ着けましたよ!

優勝作品はPepperが発音をチェックするアプリ

今回のイベントで優秀な成果を収めたのは、「ひらがなの発音をPepperがクイズ形式で出題し正誤判定する」というロボアプリ。このロボアプリを開発したのはオーストラリアから参加したMerrimac State High Schoolの皆さん。

Merrimac State High Schoolの皆さんが「ロボットのスキルを理解し、その理解を深めることを願って参加しました。今回の企画をしてくださったソフトバンクの皆さん、一緒に同じチームとなった友人のみんな、そして僕たちを支援してくださった皆さんに感謝したいと思います」と話すと、参加者から大きな拍手が沸き起こりました!

Pepperも活躍する「World Robot Summit」って?

2020年の夏、愛知県と福島県でロボットに関する大規模な展示会と競技会であるWRSが開催。
「World Robot Challenge」という名称の競技会では、4つのテーマに沿って、ロボット活用のアイデアや技術を作り上げ、競い合います。ちなみに、Pepperは19歳以下が対象となる「ジュニア部門」のプラットフォームロボットとして採用されているんですよ。

文部科学省によるプログラミング教育必修化がちょうど始まる2020年。
ソフトバンクグループは、小中学校でのプログラミング教育を支援する「Pepper 社会貢献プログラム スクールチャレンジ」「Pepper 社会貢献プログラム2」などで得た知見を活用しWRSをサポートしていく予定だとか。どんな大会になるのか今から楽しみですね!

WRSをもっと詳しく!

WRSをもっと詳しく!

Pepperは夏休みも大忙し! 「こども霞が関見学デー」にPepperが出展

8月2日(水)、3日(木)に文部科学省を中心に25の府省庁で実施された「こども霞が関見学デー」にPepperが出展されていました!

「こども霞が関見学デー」は、子どもたちが夏休みに広く社会や政府の施策に対する理解を深めてもらうために毎年開催されているもので、会場は約1,000人の親子連れでにぎわっていました。会場には、開発用ソフトウエア「Choregraphe(コレグラフ)」を使って簡単にプログラミングを体験できるブースなどがあり、たくさんの子どもたちがPepperのプログラミングで楽しんでいましたよ♪

(掲載日:2017年8月17日)
文:ソフトバンクニュース 編集部