小学校や中学校でのプログラミング教育必修化に向けて、人型ロボット「Pepper」を貸し出して論理的思考力や問題解決力、創造力などの育成をサポートしている「Pepper 社会貢献プログラム※」。今年2月に「プログラミング成果発表会2019」が開催され、優勝メンバーに副賞としてシリコンバレー視察ツアーが進呈されました。優勝した小中学生たちの現地視察の様子をレポートします!
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- ※Pepper 社会貢献プログラム2を含む
ほとんどの生徒が初海外! 驚きと感動がいっぱいの5日間
今回の視察ツアーは、ITの聖地と言われるシリコンバレーやサンフランシスコを3泊5日で回ります。
ほとんどの生徒は初の海外旅行とあって、行きの空港でもテンションアップ! 最近は自動化ゲートの導入によりパスポートにスタンプを押されないことも増えていますが、「せっかくなのでスタンプを押してほしい!」と通常ゲートを選ぶ生徒が続出しました。将来スタンプを見て、今回の旅行を思い出してくださいね~。
翌日、一行はさっそくシリコンバレーへ向かいました。最初の視察先は、見覚えのあるキャラクターが出迎えてくれたGoogle本社。ここでは巨大なモニターでGoogle Earthを楽しむことができます。さっそく地元の母校を見つけた生徒たち。
続いて向かったのは、シリコンバレーの中心にあるスタンフォード大学。IT界にも有名人を数多く輩出している米国トップクラスの大学です。キャンパス内を散歩しながら、シリコンバレーと関わりの深い大学の雰囲気を味わいました。
「Apple Park Visitor Center」も訪問しました。普段からApple製品を使っている生徒も多いようで、みんな興味津々です。ここではAR(拡張現実)を使ったApple本社見学などを体験しました。
ツアー後半はサンフランシスコ。米国の開発者と技術トークも!
昨年のツアー後の感想では「最先端のオフィスも見学してみたい」という声も聞かれたため、今回はサンフランシスコにあるWeWorkのオフィスに生徒たちを連れてきました。観光スポットとは一味違う雰囲気に、少し緊張気味? 引率いただいた先生からは「将来ここで起業したらいいんじゃない?」とアドバイスもあったようです。
ツアーに参加している生徒たちはプログラミング成果発表会の優勝メンバー。ということで、ソフトバンクロボティクス株式会社の米国法人であるSoftBank Robotics Americaを訪れ、現地の社員に自分たちが考えたプログラミングのプレゼンを披露しました。
今回のツアーのメインイベントを無事に終えた後は、現地の開発者たちとエンジニアとしての考え方や姿勢についても語り合いました。「このプログラムはどうしたらうまく動きますか?」とプログラミングの相談をする生徒もいて、解決の糸口となるヒントをもらうことができたようです。
中心街にあるゴールデン・ゲート・パークでは、セグウェイに試乗。サンフランシスコでは公道も走ることができるため、生徒たちも大はしゃぎしていました。
こうしてシリコンバレー視察ツアーは終了し、無事に日本へ帰国しました。生徒の皆さん、お疲れさまでした。次回の成果発表会は2020年2月9日に開催される予定で、優勝メンバーを同じくアメリカ西海岸の視察ツアーにご招待します。プログラム参加校の皆さん、優勝目指して頑張ってください!
(掲載日:2019年5月13日)
文:ソフトバンクニュース編集部
「Pepper 社会貢献プログラム2(第2弾)」実施中
AI(人工知能)、スマートロボット、IoTが普及する時代に生きる子どもたちの論理的思考力や問題解決力、創造力などの育成に貢献することを目的に行っている「Pepper 社会貢献プログラム」。ソフトバンクグループ株式会社が一部費用負担し特別料金でPepper本体、指導書などをお貸し出ししています。