災害などの緊急事態が起きた際に、企業が被害を最小限に抑え、事業を継続できるようにするための計画や対策のこと
予期せぬ出来事に備え、円滑に事業の継続を行う
BCPは、「Business Continuity Plan（事業継続計画）」の頭文字を取った言葉です。地震や台風などの自然災害や、感染症、サイバー攻撃など、企業にさまざまな緊急事態が発生した際、事業に与える損害を最小限に抑えつつ、中核事業の継続あるいは事業の早期復旧につなげるための計画や対策のことを言います。BCPの目的は、事業を守り継続させることです。緊急事態時の適切な行動や体制を構築するなど、事前にBCPを策定しておくことで事業の縮小や倒産のリスクを軽減することにつながります。また、復旧を優先すべき事業が明確になることで、経営戦略の立案や見直しにつながったり、企業の信頼性の向上にもつながるなどBCPの策定は有効とされています。BCPは一度策定した後も、定期的に見直していくことが大切です。
ソフトバンクでは、緊急事態発生時に緊急対策本部を設置し、事態の早期復旧などの対策を取れる体制を構築しているほか、災害時の通信インフラ保持のために日頃から対策やさまざまな訓練を実施しています。訓練などを通じて実効性や品質の向上を図っていきながら、より強固なBCP基盤の構築に取り組んでいます。
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（掲載日：2023年11月22日）
文：ソフトバンクニュース編集部
