取り組み事例

新居浜市

GIGAスクール構想実現に向けて、市内全ての子どもたちに1人1台のICT端末を配付。2021年1月には市内全ての教員約600名を対象に研修を実施。

概要

新居浜市との取り組み事例 概要

新居浜市は2020年11月、GIGAスクール構想実現に向けて市内全ての子どもたちに1人1台のICT端末を配付し、環境整備を始めた。ICT端末はソフトバンクから調達した。子どもの発達段階と効果を考慮し小学生向けにはiPad、中学生向けにはChromebook、学習環境の幅を拡げることを目的に端末はすべてLTE通信機能を備えたセルラーモデルが選定された。
また、2021年1月には市内全ての教員約600名を対象にソフトバンクが派遣した講師による研修が実施され、小学校の教員にはiPadの、中学校の教員にはChromebookおよびG Suite for Educationの基礎講座が行われ、各校での本格的な利活用に入った。

自治体の抱える課題と効果

今までの課題


  • 新学習指導要領を見据えた子どもたちの新しい学びの実現
  • 端末整備だけで終わらせない、実際に授業で利活用されるための総合的なICT環境整備
  • 学校現場で多忙を極める教員の効率的なICT活用スキル向上と授業改革
提供ソリューション

期待される効果


  • 市が掲げる5つの教育ビジョンの実現
    『制約されない学び』遠隔教育、オンライン授業に象徴される時間や距離に制約されない学習環境
    『個別最適化された学び』誰一人取り残さない学びの実現、学習効率化・ダイバーシティ観点での効果
    『創造性を育む学び』プロジェクト型、主体的で対話的な学び
    『エビデンスに基づいた取組』ビッグデータに基づいた取り組みによる新たな視点
    『校務の効率化』教員 が子どもたちとの関わりに使える時間の創出
  • 全ての教員向けの研修実施による早期の利活用開始
  • 適切な保守運用による、教員が授業に集中できる環境の実現

新居浜市とソフトバンクの取り組み

新居浜市と株式会社ハートネットワーク、ソフトバンク株式会社は地域の抱える、交通、経済、防災、高齢化などのさまざまな課題に対してICTをベースにデータ利活用を促進していくことに合意し、その実現のためのプラットフォームや地域ポイント活用について協力。また、新居浜市のICT化を推進し、市内のバスのロケーションシステムの実証実験、高齢者と子どもの見守り実証事業(予定)など、さまざまな取り組みを推進している。

2021年3月
高齢者向けGPSを活用した見守りシステムの実証実験を開始(予定)


2021年1月
教員向けICT利活用基礎研修を実施


2020年12月
市内のバスのロケーションシステムの実証実験を開始


2020年10月
新居浜市が推進するスマートシティへの取り組み支援のため、ソフトバンク株式会社テクノロジーユニットより1名が新居浜市への地域おこし企業人として駐在を開始


2020年7月
GIGAスクール構想を見据えた教育改革の一環としてソフトバンクからICT端末を調達


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