新居浜市は2020年11月、GIGAスクール構想実現に向けて市内全ての子どもたちに1人1台のICT端末を配付し、環境整備を始めた。ICT端末はソフトバンクから調達した。子どもの発達段階と効果を考慮し小学生向けにはiPad、中学生向けにはChromebook、学習環境の幅を拡げることを目的に端末はすべてLTE通信機能を備えたセルラーモデルが選定された。
また、2021年1月には市内全ての教員約600名を対象にソフトバンクが派遣した講師による研修が実施され、小学校の教員にはiPadの、中学校の教員にはChromebookおよびG Suite for Educationの基礎講座が行われ、各校での本格的な利活用に入った。
新居浜市と株式会社ハートネットワーク、ソフトバンク株式会社は地域の抱える、交通、経済、防災、高齢化などのさまざまな課題に対してICTをベースにデータ利活用を促進していくことに合意し、その実現のためのプラットフォームや地域ポイント活用について協力。また、新居浜市のICT化を推進し、市内のバスのロケーションシステムの実証実験、高齢者と子どもの見守り実証事業(予定)など、さまざまな取り組みを推進している。
2021年3月
高齢者向けGPSを活用した見守りシステムの実証実験を開始(予定)
2021年1月
教員向けICT利活用基礎研修を実施
2020年12月
市内のバスのロケーションシステムの実証実験を開始
2020年10月
新居浜市が推進するスマートシティへの取り組み支援のため、ソフトバンク株式会社テクノロジーユニットより1名が新居浜市への地域おこし企業人として駐在を開始
2020年7月
GIGAスクール構想を見据えた教育改革の一環としてソフトバンクからICT端末を調達
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