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同志として、ともに同じ山を登ろう。2022年度ソフトバンクグループ新入社員入社セレモニー

同志として、ともに同じ山を登ろう ‐2022年度ソフトバンクグループ新入社員入社セレモニー

2021年4月1日(金)、ソフトバンクグループの合同入社セレモニーが行われました。
新型コロナウイルス感染症拡大防止のため、本社のある竹芝会場にはソフトバンクグループ株式会社、ソフトバンク株式会社、ヤフー株式会社、LINE株式会社から新入社員代表の約80人が各社のTシャツを着用して出席。また、約30のグループ会社の合計約1,300人の新入社員がオンラインで参加しました。

目次

志を共にし、桜のように咲き誇ろう

志を共にし、桜のように咲き誇ろう

入社セレモニーで最初に登壇したソフトバンクグループ株式会社 代表取締役 会長兼社長執行役員の孫正義は、祝辞として、ソフトバンクグループの志とそれを共にする新たな同志となった新入社員への期待のあいさつを述べました。

冒頭孫は「やっと新型コロナウイルスのワクチンもできて、世界中の人々をこれほど苦しめた恐怖、災いを抜けるトンネルの先に光が見えてきたかなという矢先に、こんな大規模な戦争が始まるとは思ってもみませんでした。私は戦争に反対です。人間ってなんだろう、人間の幸せってなんだろう、人間の悲しみってなんだろうとつくづく考えさせられてしまいます」と、世の中で起きている出来事に触れ、「人間の苦しみを一日でも早く、少しでもなんらかの形で和らげたい、助けたい、人々の笑顔が見たい、これがソフトバンクグループ創業一日目から、情報革命で成し遂げたいことです」と創業の想いを語りました。

「人々の人生には色々な形で貢献することができますが、私が言いたいのは『登る山を決めることで人生の半分が決まる』ということです。我々ソフトバンクグループにとって、登る山ははっきりしています」と話し、ソフトバンクの登る山は「情報革命で人々を幸せに」という理念の下に力を合わせていくことだと強調しました。
そして、「みなさんのような若い同志が、われわれの思い、志、使命を、大きく、力強く果たしてくれると信じています」と呼びかけました。

孫は自身の好きな花として「桜」を挙げ、「私にとって皆さんは、その咲き誇る桜の花のような存在です。一輪の桜も美しいけれど、志を共にして一緒に春を迎え世の中を明るくしようとする同志だと思っています」と、枝枝の先にたくさん花をつけ群れで咲き誇る桜と新入社員の姿を重ねました。

最後に「一年の中でも4月1日は毎年、決意を新たに確認し、自分自身に言い聞かせる日です。毎年新しい同志がこのように集ってくれる、そういう日です。この日を大切にしたいと思います。よろしくお願いします」とあいさつを締めくくりました。

あらゆる産業でDXが“満開”。思う存分、力を発揮してほしい

あらゆる産業でDXが“満開”。思う存分、力を発揮してほしい

続いて、ソフトバンク株式会社 代表取締役会長 宮内謙が登壇し、あらゆる産業がデジタル化を推進していかなければならない時代の中で、約1,300人の新入社員それぞれが進化し活躍してほしいとエールを贈りました。

宮内は「いま、満開の桜のようにあらゆる産業で“満開”なのはDXです。デジタルテクノロジーを追究することは情報革命そのもの」と話し、創業わずか10年余りのバイオプラットフォームカンパニーが驚異的なスピードで新型コロナのワクチン開発を行った事例を挙げ、「今までの概念、プロセス、スピード、やり方が変わる。みなさんはそれを実行していく段階に入ってきていると感じています」とDXの重要性を説きました。

また、グループ企業の例として「PayPayも、40カ国の人々が統一環境を使って国内外の拠点で時差なくスピード開発が行われています。これもDXの成果だと言えます。まさにみなさんがDX“満開”のところに入社されてきたことを大変うれしく思いますし、皆さんの力を存分に発揮していただけたらと思います」とエールを贈りました。

そして、自らをCCoO(Chief Connection Officer)であると紹介し、「みなさんには配属された専門分野を徹底的に追究し短期間に習得してほしい。それと同時に、1,300人の横のつながりも図りながら、どんどん進化してほしいと思います」とグループがシナジーを発揮し、世界のあらゆる企業、産業のデジタル化を担う強い軍団となって活躍していってほしいと期待を込めて呼びかけました。

失敗を恐れず、どんどんチャレンジを

失敗を恐れずチャレンジを

福岡ソフトバンクホークス株式会社の王会長からビデオメッセージで祝辞が贈られました。

王会長は1,300人もの新入社員がグループの仲間となったことについて「ソフトバンクグループは41年前に設立されてから、これだけ多くのみなさんに入っていただけるような会社になった。孫オーナーのリーダーシップの下、関わったみなさんが本当に頑張って今のソフトバンクになったのだと思います。『念ずれば通ず』と言いますか、信じて進むことによって夢や想いは実現するのだと思います」と新入社員へ語りかけました。

また、ソフトバンクホークスも新たなソフトバンクホークスを創ろうとしているとして、「若い想い、失敗を恐れないチャレンジ精神、そういったものが組織には必要です。そういった意味でソフトバンクグループにも皆さんの力が絶対に必要なんだということを皆さんも思って、『よし、俺の力で会社を大きくするんだ』という大きな気持ちを持って突き進んでほしいと思います」と、若い力への期待を語りました。

そして、「失敗なんて恐れることはありません。どんどんチャレンジして経験を積んで、立派な社員になっていただきたいと思います。われわれとの、できた縁ですから、必ずや、いい縁だったと思えるよう、お互いに切磋琢磨して頑張りましょう」とエールを贈りました。

失敗を恐れずチャレンジを

ソフトバンクグループ、ソフトバンク、ヤフー、LINEからの代表4名による決意表明が行われた他、ソフトバンク、ヤフー、LINEをはじめとするグループ各社の社長からのメッセージも紹介されました。

答辞を述べる新入社員たち

答辞を述べる新入社員たち

3年ぶりに集合形式で開催。ソフトバンクの入社式では、宮川社長・役員らから祝辞

3年ぶりに集合形式で開催。ソフトバンクの入社式では、宮川社長・役員らから祝辞

宮川社長「時に踊らされるのではなく、時を創る人に」

ソフトバンクグループ新入社員入社セレモニーに続いて、ソフトバンク株式会社の入社式が3年ぶりに集合形式で開催されました。代表取締役 社長執行役員 兼 CEOの宮川潤一は新入社員606人への期待を込めて、祝辞を述べました。

「入社おめでとうございます。皆さんは『情報革命で人々を幸せに』という志を共にする同志です。皆さんが生まれてから二十数年間で、デバイスやエネルギー供給の在り方など、私たちの日常は大きく変化してきました。こうした社会の変化を、企業はチャンスと捉えるべきです。

ソフトバンクのDNAは挑戦と進化です。これから皆さんには、どんなことでもいいから失敗を恐れずに挑戦し続けてほしい。一人ひとりのたゆまぬ挑戦がいずれ進化となり、それが仲間、最終的には企業の進化へとつながります。多くの人が幸せになれるサービスを提供することで、世界に最も必要とされる会社になる。そのビジョンを全員で達成していきたいと思っています。

これから、日本は人口減少や高齢化、労働人口の減少や都市への一極集中といった課題に直面します。一方で、世界に目を向ければ、人口は増加していくとされています。今の日本は先進国といわれているが、このままでは競争力を失っていきます。エネルギー自給率も低く、現状はほとんど海外からの輸入に頼っているため、外部的な要因による価格高騰などが生じやすくなっています。その環境を理解し、有事の際に備えて、社会人としてどう対応するのか考えてほしい。

携帯電話がどこでもつながるなど、今当たり前のように送っている生活も、ちょっとしたことでできなくなることがあります。いろんなことが考えられますが、われわれソフトバンクはデジタルの社会実装に取り組む会社。事業を通して、新しい常識を作り上げ、持続可能な社会の実現に貢献したい、そんな思いを持つ会社です。ソフトバンクはただの通信会社ではありません。失敗を恐れず挑戦し続け、時に踊らされるのではなく、時を創る側の人になってほしいと思います。共に頑張っていきましょう」

榛葉副社長「常にエキサイティングと感じれば、思いは実現する」

続いて、代表取締役 副社長執行役員 兼 COOの榛葉淳、今井康之と専務執行役員 兼 CTOの佃英幸が登壇。

榛葉は「皆さんは、人生の中でも重要な選択をして、それぞれの思いを持って今ここにいます。その思いは、常にエキサイティングと感じて志を持って取り組んでいけば必ず達成できると、自信を持ってお伝えしたい。ソフトバンクは人々の生活を少しでも明るく、楽しく、そして便利にするために生活様式の変革に注力しています。グループ会社との連携だけでなく、皆さんの思いとも連携していくことで、さらに良い会社になっていくと思います。今抱えている課題感を胸に、皆さんの思いを実現するために一緒に頑張りましょう」と新入社員の思いを尊重する気持ちを伝えました。

榛葉副社長

榛葉副社長

今井副社長

今井副社長

佃専務

佃専務

今井副社長「社会人としての2つのコツ」

今井は「社会人としてやっていくコツを2つお伝えします。1つ目は、楽しく仕事をするために、やらされるのではなく、その仕事を自分で作り出すこと。仕事は人生の大きな割合を占めるからこそ、ストーリーを自分で作り出す姿勢を大切にしてほしい。上司は自分のストーリーに乗せていく役者。2つ目は、大企業という環境を生かして自己実現をしてほしい。リスクを冒して成長していく、それがソフトバンクです。皆さんのストーリーに乗っていきます。描くのは皆さんです」と社会人として仕事をする上での心得を伝えました。

佃専務「“風が吹けば桶屋が儲かる”ような想像力を」

佃は「ソフトバンクは、DXを使って、総合デジタルプラットフォーマーになるべく変革中です。ある事象から思わぬ事象が発生することを意味する『風が吹けば桶屋が儲かる』という言葉のように、データを掛け合わせることで、思わぬ事象が発生します。重要なのは、そうしたストーリーを想像できる力。AIやロボットが人間の仕事に取って代わるとき、人間が何をしていくのか。それを考えるのが人間の仕事です。ソフトバンクの挑戦する風土の下、どんどんチャレンジを爆発させていってください」とストーリーを想像し考えることの重要性を語りました。

共通理念と一人一人の志を原動力に、世界で最も必要とされる会社になることに貢献します!

ソフトバンク株式会社の入社式では、3人の代表社員がそれぞれ「私の志」を表明する決意表明が行われ、一人一人の志を原動力に、世界で最も必要とされる会社になることに貢献すると宣言しました。

代表3人へ入社証書を授与

代表3人へ入社証書を授与

共通理念と一人一人の志を原動力に、世界で最も必要とされる会社になることに貢献します!

(掲載日:2022年4月4日)
文:ソフトバンクニュース編集部