プレスリリース(旧ソフトバンクBB) 2004年

IP電話サービス『BBフォン』、
PHSとの相互接続を用いた通話サービスの提供を開始

2004年9月21日

ソフトバンクBB株式会社(代表取締役社長:孫 正義、本社:東京都中央区、以下ソフトバンクBB)は、本年10月1日よりIP電話サービス『BBフォン』(個人向け、及び法人向けBBフォン)とPHS 間で通話する場合において、当社『BBフォン』のネットワークとPHS事業者とのネットワークを相互接続する仕組みを用いた、PHSとの通話サービスを開始いたします。

これまでも『BBフォン』からPHSへ発信することが出来ましたが、その際には、UNI回線※1を用いて通話サービスを行っておりました。また、PHSから『BBフォン』に着信する場合は、一般加入電話の回線経由での着信となっておりました。本年10 月1日からは、『BBフォン』のネットワークとPHS事業者のネットワークを相互接続することにより、『BBフォン』からPHSへの発信およびPHSから『BBフォン』への着信が、IPネットワーク経由で可能になります。また『BBフォン』からPHSに発信した場合には、ご利用の「050番号」の番号通知が可能となります。

『BBフォン』では、Yahoo! BB/BBフォンのご利用者様同士は無料通話※2、国内一般加入電話への通話なら3分7.5円、国際電話でも米国本土への通話料も1分2.5円と、格安の通話料にてIP電話サービスを提供してまいりました。今回のPHS事業者とのネットワークの相互接続によるPHSへの通話サービスにより、ご利用者様は『BBフォン』をさらに便利にご利用いただけるようになります。

私共、ソフトバンク・グループは革新的なブロードバンド通信インフラやサービスを通じ、人々により豊かなコミュニケーション手段を提供することによって社会に貢献していきたいと考えております。

  • ※1UNI回線=直接PHS網につなげるのではなく、他の第1種通信事業者の通信サービスを利用して国内のPHSに着信する仕組み
  • ※2『Yahoo! BB 通常タイプ』のBBフォン同士の通話は、従来通りの電話番号(一般加入電話の番号)へ発信した際も無料通話が適用となりますが、通話相手先が『Yahoo! BB 電話加入権不要タイプ』等、BBフォン「050番号」のみご利用可能なサービスをお使いの場合は、BBフォン「050番号」へ発信した場合にのみ無料通話が適用となります。

以上

ご参考1:相互接続の対象となるPHS事業者

  • NTTドコモ
  • DDIポケット

ご参考2:BBフォン-PHSの通話料金

通話料金
BBフォン⇒PHS セットアップ料金 10.5円/回
通話料金 10.5円/60秒
PHS⇒BBフォン PHS事業者の定める料金に基づく

ご参考3:『BBフォン』-PHS事業者間のネットワークの相互接続導入による変更点

相互接続導入前 相互接続導入後
通話 番号通知 通話 番号通知
BBフォン⇒PHS × ※3
PHS⇒BBフォン※4 × × ※5
  • ※3通知される番号はBBフォン「050番号」になります。またBBフォンオプションにて 「通話相手先への電話番号通知」を「非通知」設定にしている、もしくは通話ごとに「184」をダイヤルした場合を除きます。
  • ※4BBフォンで着信する場合は、「050番号」での着信になります。
  • ※5着信側(個人向けBBフォンご利用者様)が「番号表示サービス」をご利用の場合に限り、発信者(PHS)の電話番号が表示されます。

会社概要

社名 ソフトバンクBB株式会社
本社所在地 東京都中央区日本橋箱崎町24番1号
代表者 代表取締役社長兼CEO 孫 正義
設立日 2000年5月16日
事業内容 「Yahoo! BB」を中核としたブロードバンドにおけるインフラや各種サービスの提供、及び技術開発から営業、販売、サポートまでを一貫して行なう。IT関連の流通事業とサービスを提供し、ブロードバンドやイーコマースの関連事業会社を統括、管理する。
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