プレスリリース(旧ソフトバンクBB) 2005年

ソフトバンクBB、米国基準適合認定の暗号モジュールを採用した、
国内最大規模の個人情報管理システムを構築
~「Softbank BB コンテンツサービス」での堅牢な情報漏えい防止システムを実現~

2005年8月17日

ソフトバンクBB株式会社(本社:東京都港区、代表:孫 正義、以下ソフトバンクBB)、株式会社シーフォーテクノロジー(本社:東京都品川区、代表:三住光男、以下C4T)、および日本ティブコソフトウェア株式会社(本社:東京都千代田区、代表:木鎌 三千雄、以下ティブコ)は、このたびYahoo! BB会員専用オンラインコンテンツ配信・販売サービス「Softbank BB コンテンツサービス」向けに、国内最大規模の個人情報管理システムを構築しました。同システムは、暗号モジュールで米国政府調達基準「FIPS 140-2」適合認定を取得しているC4Tの情報セキュリティ技術と、ティブコのEAI(アプリケーション統合)製品を用いることで、堅牢な情報漏えい防止機能を実現しており、本年7月1日より安全かつ安定した稼動を続けています。

「Softbank BB コンテンツサービス」に使用されている個人認証、コンテンツ販売管理、カスタマサポートツールはコンテンツビジネスプラットフォームと総称され、数千万件規模の個人情報の管理が可能なデータベースを中心に構築されています。個人情報を含むすべての顧客情報の追加・変更・削除はティブコのEAI製品「TIBCO® BusinessWorks」を介してシステム間連携が行われ、C4Tの暗号モジュールライブラリ「C4CS™」の暗号機能および秘密分散機能により堅牢に情報が守られています。

今回のコンテンツビジネスプラットフォーム構築に当たっては、初期のアーキテクチャ設計時より、セキュリティについてはソフトバンクBBとC4Tで、 EAIについてはソフトバンクBBとティブコでそれぞれプロジェクトチームを結成し、緊密な連携の下、目的達成に向け作業を進めてまいりました。これらの共同プロジェクトにより、以下の成果を成し遂げました。

  • 「C4CS™」の暗号機能および秘密分散機能により、データベースの物理ハードウェア自体が盗まれた場合でも、実質的に解読が不可能である堅牢な情報セキュリティ・システムの実現。EAIとの連携によるオンラインでの情報メッセージの暗号化。
  • 「TIBCO® BusinessWorks」による顧客サービスや認証機能の完全自動化で、システム管理者を含む個人によるデータベース操作の撤廃と人為的データ漏えいリスクの大幅な削減。メッセージングアーキテクチャによるシステム間連携の疎結合化。
  • 採用するデータベースベンダーやデータ保存方式に依存しないベストオブブリード(最良選択型のシステム構築手法)の確立。

ソフトバンクBB、C4T、ティブコの3社は、今後も協業を続け、ソフトバンクBBやその他関連企業の高度な情報セキュリティ・システムを構築し、お客様に安心してご利用いただけるビジネスプラットフォームを提供してまいります。

以上

「Softbank BB コンテンツサービス」について

「Softbank BB コンテンツサービス」は、Yahoo! BB会員専用のブロードバンドコンテンツポータルサイトとして、本年7月1日に開設されました。本ポータルサイトでは、岩佐真悠子主演のオリジナルシネマ作品『アインシュタインガール』の先行配信や、福岡ソフトバンクホークス主催試合の模様をインターネット中継で楽しめるライブ映像配信サービス「Baseball Broadband TV」、またアニメーションによるプロ野球試合配信「プロ野球アニメーション Live」などのオリジナルコンテンツをはじめ、スポーツ、映画、ゲーム、旅行、グラビア、占いなどの多彩なコンテンツをお楽しみいただけます。本サービスの決済には「Yahoo!ウォレット」を採用しお客様はコンテンツ利用料をYahoo! BB月額利用料金と一括でお支払いいただけます。

「C4CS™」について

「C4CS™」は、「暗号モジュール評価プログラム」CMVP(Cryptographic Module Validation Program)における第三者評価を受け、「FIPS 140-2」適合認定を取得しており、アルゴリズムおよびその実装における安全性が証明されています。「FIPS 140-2」とは、米国商務省管轄のNIST(National Institute of Standards and Technology:国立標準技術研究所)が暗号モジュールのセキュリティ要件を規定した連邦情報処理規格です。

「C4CS™」には、高速処理が可能なC4Tの自社開発暗号「C4CustomTM」に加え、「AES」、「RSA」、「SHA-1」などの日本の電子政府推奨暗号も多数搭載しています。

今回のプロジェクトでは、暗号機能をはじめとし、暗号鍵の管理を強化するための秘密分散機能も利用されています。

「TIBCO® BusinessWorks」について

TIBCO® BusinessWorksは、企業における既存システムの統合と自動化をプログラミングなしに行う製品で、短時間かつ低コストでアプリケーションの統合とソリューションの展開を実現し、迅速なビジネス要件への対応を可能にします。TIBCO® BusinessWorksの採用により、お客様は開発、導入、運営の全てのフェーズにおいてTCOの削減が約束されます。

今回の「Softbank BB コンテンツサービス」におけるCBP(コンテンツビジネスプラットフォーム)では、ユーザー情報の登録・更新、システム内部のデータベース/認証製品 /C4T社暗号製品間のリアルタイム連携のためのアプリケーション統合(EAI)を行うアプリケーションサーバーとして利用されています。さらに、ユーザー自身よるポータルサイトからの情報の登録・更新、コンテンツの利用・購入などのコンテンツプロバイダとの接続のためにも利用されています。TIBCO® BusinessWorksは、システムの業務ボリュームに合わせて動的にサーバーを追加していくことが可能で、「Softbank BB コンテンツサービス」の今後の拡大にも対応可能です。

会社概要

社名 ソフトバンクBB株式会社
本社所在地 東京都港区東新橋1丁目9番1号
代表者 代表取締役社長兼CEO 孫 正義
設立日 2000年5月16日
事業内容 「Yahoo! BB」を中核としたブロードバンドにおけるインフラや各種サービスの提供、及び技術開発から営業、販売、サポートまでを一貫して行なう。IT関連の流通事業とサービスを提供し、ブロードバンドやイーコマースの関連事業会社を統括、管理する。
社名 株式会社シーフォーテクノロジー
本社所在地 東京都品川区上大崎2丁目13番17号 目黒東急ビル5階
代表者 代表取締役社長 三住 光男
設立日 2000年5月16日
事業内容 インターネットセキュリティに欠かせない暗号技術をはじめとする要素技術の研究・開発、情報セキュリティ製品の供給およびソリューションサービスを提供しております。今後も、パートナーとの技術提携により新しい技術・サービスの提供を行い、情報セキュリティ分野において、金融・医療・通信事業などへの実績を踏まえて、公企業体からコンシューマまで、幅広く、C4Tの技術を用いてセキュアな環境を提供しています。
社名 日本ティブコソフトウェア株式会社
本社所在地 東京都千代田区岩本町2丁目3番3号 友泉岩本町ビル3階
代表者 代表取締役社長 木鎌 三千雄
設立日 2000年5月16日
事業内容 ティブコソフトウェア(Nasdaq:TIBX)は、リアルタイムビジネスを実現するためのソリューションを、「エンタープライズバックボーン」、「ビジネス統合」、「ビジネスプロセス管理」、「ビジネスの最適化」の4つのレイヤーにわたって総合的に提供し、お客様のコスト効率、即応性、生産性の向上をご支援します。既に、全世界のあらゆる業種、2,700社を超えるお客様に“The Power of Now®”とよぶ、リアルタイムビジネスの真の価値をご理解いただいており、今後はそれを、お客様のニーズを予測してビジネス機会を創出し、潜在的問題を回避する斬新な手法、「プレディクティブ(予測型) ビジネス」へと発展させる支援に主眼を置いてまいります。

登録商標

記載されているすべての製品、会社名、商標は、各所有企業に帰属します。

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  • 2015年4月1日付でソフトバンクモバイル株式会社はソフトバンクBB株式会社、ソフトバンクテレコム株式会社、ワイモバイル株式会社を吸収合併しました。合併前の各社のプレスリリースは以下よりご覧いただけます。なお、2015年7月1日付でソフトバンクモバイル株式会社は、ソフトバンク株式会社に社名を変更しています。