プレスリリース(旧ソフトバンクBB) 2012年

間接材購買システム&サービス「パーチェスワン」を
オリンパスが本格導入

2012年6月6日
ソフトバンクBB株式会社

ソフトバンクBB株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長 兼 CEO:孫 正義、以下 「ソフトバンクBB」)は、間接材購買システム&サービス「パーチェスワン」がオリンパス株式会社(本社:東京都新宿区、代表取締役社長:笹 宏行、以下「オリンパス」)のグループ国内主要生産工場で本格導入されることになりましたので、お知らせします。

オリンパスグループでは昨年2月から長野オリンパス株式会社(本社:長野県上伊那郡辰野町、代表取締役社長:山﨑 等)で「パーチェスワン」の利用を試験的に行い、「パーチェスワン」の導入による購買の可視化、適正化を推進し、内部統制の強化、購買業務の効率化などの効果検証を行いました。その結果を受け、本年度をめどに、オリンパスグループ国内主要生産工場に「パーチェスワン」を導入し、内部統制の強化と、購買業務の効率向上によるコストの削減を図ることになりました。

オリンパスが「パーチェスワン」で購買する品目は、生産工場で使用する備品・消耗品などの生産副資材を中心とし、定番品は電子カタログ化して購買し、その他の品目は「パーチェスワン購買センター」で、複数社のサプライヤーの価格を比較して購入先を選定する見積もり購買を行います。

現在、オリンパスでは自社で原材料、部品などコア領域の調達力の強化を推進し、ノンコア領域である間接材の調達についても、共同購買化による購買プロセスの改革に取組んでおります。今回、大手製造業などの間接材の共同購買化で実績のある「パーチェスワン」を導入することで、購買プロセスの可視化を図り内部統制の効果を上げるとともに、間接材の共同購買化よる業務効率向上とコストの削減を進めます。ソフトバンクBBは「パーチェスワン」のサービスを通して、オリンパスグループにおける間接材共同購買化の推進を全面的に支援していきます。

2008年9月からサービス提供を開始した「パーチェスワン」は、間接材購買に最適なユーザー操作性を重視した購買システムをクラウド型で提供し、企業の購買業務を肩代わりして労務コストを削減し、併せて複数サプライヤーから見積もりを取得して比較購買を進め、調達価格の低減化を実現するサービスです。文具・オフィス用品やOA機器、工具、部品、安全具、ユニホーム、理化学機器などのカタログ品から、印刷、オフィス工事、役務サービスといった定型・非定型の見積もり品まで、間接材分野の幅広い商品・サービスを提供し、企業のコスト削減と内部統制を同時に実現します。

「パーチェスワン」は大手製造業の工場・研究所の備品・消耗品にフォーカスし、商品の電子カタログを充実させ、現在取り扱うカタログ商品点数は約770万アイテムに上り、間接材購買サービスとしては国内最大級の取扱品目数となっています。また、従来集中購買が難しかった役務サービスの集中購買化にも取り組んでおり、幅広い分野の集中購買サービスを提供しています。

企業のコスト削減や内部統制強化の動きが強まる昨今の情勢の中で、購買ロットが少量で多品目にわたり、しかも取引件数が膨大になる間接材の購買分野では、企業が自力で集中購買化をしてコスト削減や内部統制強化を実現することは難しいため、「パーチェスワン」のような購買アウトソーシングサービスのニーズが高まっています。

ソフトバンクBBは、今後も積極的にサプライヤー企業との協業を進め、「パーチェスワン」をバイヤー企業にとってさらに魅力的な購買サービスに拡充させ、間接材購買市場における一層の事業拡大を目指していきます。

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