音声を文字に変換して会話ができるアプリケーション
「こえ文字トーク」を提供開始~聴覚に障がいのある方と健聴者との円滑なコミュニケーションを支援~
2015年12月18日
ソフトバンク株式会社
ソフトバンク株式会社は、音声を文字に変換することで、聴覚に障がいのある方と健聴者との円滑なコミュニケーションを支援するアプリケーション「こえ文字トーク」を本日よりApp StoreおよびGoogle Play™ で提供開始します。
「こえ文字トーク」は、聴覚に障がいのある方と健聴者の二者間コミュニケーションをサポートする「1対1でトーク」機能のほか、複数のスマートフォンで会話内容を文字で共有し、聴覚に障がいのある方を含む最大8人でのコミュニケーションをサポートする「グループでトーク」機能を備えています。また、文字入力やあらかじめ登録されているシーン別の定型文を選択して画面に表示することで、複数人でのコミュニケーションでも簡単に意思を伝えることが可能です。さらに、周囲の音を高音、中音、低音の3つの音域ごとに調整して増幅する機能も搭載しています。
なお、本アプリケーションの「1対1でトーク」および「グループでトーク」機能には、ヤフー株式会社が開発した音声認識エンジン「YJVOICE(ワイジェイボイス)」※1が活用されています。
「こえ文字トーク」の主な機能
1. 「1対1でトーク」機能
「1対1でトーク」機能を起動したスマートフォンに発話すると、その内容が文字で表示されます。聴覚に障がいのある方が外出先で道を尋ねる場合、あるいはレストランや病院などでスタッフの声が聞き取りにくい場合に、会話や聞き取りのサポートとしてご利用いただけます。
2. 「グループでトーク」機能
複数のスマートフォンに本アプリケーションをインストールし、それぞれの端末で「グループでトーク」機能を起動すると、参加者全員の発話内容が文字で表示されます※2。家族や友人同士の会話など、聴覚に障がいのある方を含めた最大8人で会話をする際にご利用いただくと便利です。
3. 「音量を増幅」機能
スマートフォンにイヤホンを装着した状態で「音量を増幅」ボタンを押下すると、周囲の音声を増幅させることができます。また、高音、中音、低音の3つの音域ごとの強弱や左右の耳から聞こえる音量のバランスを調整することができ、カスタマイズして使用いただくことが可能です。なお、「音量を増幅」機能※3は、高齢者など、軽度の聞き取りにくさを感じられている方に便利にご利用いただけます※4。
ソフトバンク株式会社は、今後もICTを通じて障がいのある方と健常者とのコミュニケーションを支援できるよう、さまざまな取り組みを行っていきます。
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- ※1ヤフー株式会社が自社開発した音声認識エンジン。2013年8月から運用を開始し、2015年5月に人工知能技術「ディープラーニング」が導入されています。
- ※2「グループでトーク」機能はiPhone間、もしくはAndroid™ 搭載スマートフォン間のみでご利用いただけます。ご利用には、iPhoneの場合はBluetooth®接続、Android 搭載スマートフォンの場合はWi-Fi接続が必要です。各端末間で通信可能な範囲内でご利用ください。
- ※3Android 版では324円(税込)、iOS版では360円(税込)のアプリ内課金で利用いただけます。なお、課金前に3分間のお試し利用が可能です。お試し利用の回数には制限がないため、効果を確認いただいた上で購入いただけます。
- ※4聞こえ方の効果には、個人差があります。
- ※1
本アプリケーションの詳細は、こちらよりご覧いただけます。
「こえ文字トーク」イメージ画像
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- ※2015年7月1日付でソフトバンクモバイル株式会社からソフトバンク株式会社へ社名を変更しました。
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- Bluetooth®は米国Bluetooth SIG,Inc.の登録商標です。
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