プレスリリース 2016年
「256QAM」を利用した高速通信サービスの提供について
2016年10月12日
ソフトバンク株式会社
Wireless City Planning株式会社
ソフトバンク株式会社(以下「ソフトバンク」)とWireless City Planning株式会社(以下「WCP」)は、LTEの次世代高速通信規格「LTE-Advanced」の技術である「256QAM」を利用した高速通信サービスを、日本で初めて※1提供します。キャリアアグリゲーションなどの技術とあわせて活用することで、通信速度は下り最大350Mbps※2になります。まずは、2016年11月にソフトバンクが発売予定の「Xperia™ XZ」(ソニーモバイルコミュニケーションズ製)で対応するほか、今年6月に発売した「AQUOS Xx3」(シャープ製)でも、ソフトウエア更新※3により対応します。
「256QAM」とは、無線通信における変調方式のひとつで、情報密度を高め一度に運べる情報量を、従来の約1.3倍にする技術です。これまで当社のネットワークでは、通常「64QAM」でデータ通信をしていました。「64QAM」の6ビットから「256QAM」の8ビットに増えることで、より効率的なデータ通信が可能になり、通信速度は約1.3倍になります。これにより、「SoftBank 4G LTE」では、これまでキャリアアグリゲーションなどの技術で実現していた下り最大262.5Mbpsの通信速度が350Mbpsに高速化します。また、「SoftBank 4G」では、4×4 MIMOとの組み合わせで下り最大175Mbps※4の通信速度が234Mbpsに高速化します。
「256QAM」は対応端末の発売開始に合わせて、全国主要都市の一部より順次提供を開始していきます。
- [注]
-
- ※1LTEの商用ネットワークにおいて。ソフトバンク調べ(2016年10月12日現在)。
- ※2東名阪の一部エリアより提供予定です。ご利用のエリアによっては、下り最大速度(262.5Mbps~75Mbps、またはそれ以下)は異なります。ベストエフォート方式のため、回線の混雑状況や通信環境などにより、通信速度が低下、または通信できなくなる場合があります。
- ※3準備が整い次第、ホームページなどでお知らせします。
- ※4スマートフォン(2016年11月に発売予定の「Xperia™ XZ」)での最大速度。
- ※1
- Xperiaは、ソニーモバイルコミュニケーションズ株式会社の商標または登録商標です。
- AQUOSは、シャープ株式会社の登録商標または商標です。
- 国際電気通信連合(ITU)の声明に基づき、第3.5世代移動通信システム以上の技術に対し、サービス名称として「4G」を使用しています。
- SoftBankおよびソフトバンクの名称、ロゴは、日本国およびその他の国におけるソフトバンクグループ株式会社の登録商標または商標です。
- プレスリリースに掲載されている内容、サービス/製品の価格、仕様、お問い合わせ先、その他の情報は、発表時点の情報です。その後予告なしに変更となる場合があります。また、プレスリリースにおける計画、目標などはさまざまなリスクおよび不確実な事実により、実際の結果が予測と異なる場合もあります。あらかじめご了承ください。