不動産業界初、大京が社内のITヘルプデスク業務に
IBM Watsonを活用した
チャットボットサービス「hitTO」を導入~AIを活用した顧客サービス提供に向けてノウハウを蓄積~
2017年3月14日
株式会社大京
株式会社ジェナ
ソフトバンク株式会社
株式会社大京(本社:東京都渋谷区、代表執行役社長:山口 陽、以下「大京」)は、社内のITヘルプデスク業務に、IBM Watson日本語版を活用したチャットボットサービス「hitTO(ヒット)」を導入しますので、お知らせします。「hitTO」は、株式会社ジェナ(本社:東京都中央区、代表取締役:手塚 康夫、以下「ジェナ」)が開発し、ソフトバンク株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長:宮内 謙、以下「ソフトバンク」)が2016年11月から販売するパッケージ型のソリューションで、本件が不動産業界における初の導入事例となります。
「hitTO」は、ユーザーと自然な会話で対話できるIBM Watsonを活用したチャットボット※を、迅速かつ簡単にウェブサイトやアプリケーションに組み込めるソリューションです。IBM WatsonのAPIの一つであるNLC(Natural Language Classifier、自然言語分類)により自然なコミュニケーションが実現するほか、使い込めば使い込むほど学習して成長し、ユーザーの特性に合わせて最適な回答を提案します。また、学習データの内容を変えることで、社内向け、社外向けのさまざまな用途に対応します。さらに、PC向けのウェブサイトや、スマートフォンやタブレット向けのアプリケーション、LINE、Skype、Slackなどの外部プラットフォームやPepper向けアプリケーションなど、用途に合わせた最適なインターフェースを柔軟に選択することができます。2016年11月よりソフトバンクが販売パートナーとして展開しており、現在、多くの企業に導入を検討いただいています。
大京は、2016年10月に発表した中期経営計画「Make NEW VALUE 2021~不動産ソリューションによる新・価値創造~」において、新たな取り組みテーマの1つに「研究開発の推進」を掲げています。その一環としてAIおよびIoTの活用を進めており、今回の「hitTO」の導入はその第一歩となります。まず社内のITヘルプデスク業務で「hitTO」を活用し、業務効率化を図るとともに、運用のノウハウを蓄積します。将来的にはそのノウハウを生かし、お客さまから寄せられる、住まいに関するさまざまなお問い合せ対応業務への活用を検討します。AIを活用した顧客サービスの提供により、お客さま満足度を高めるとともに、労働生産性の向上を図ってまいります。
- [注]
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- ※テキストや音声などにより、自動で会話を行うプログラム
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「IBM Watson」について
「IBM Watson」は、コグニティブ・コンピューティングを実現するためのプラットフォームです。クラウド上で提供されるWatsonは、大規模なデータを分析し、自然言語で投げ掛けられた複雑な質問を解釈して、根拠に基づいた回答を提示します。Watsonの詳細は、日本IBM公式サイトをご覧ください。
株式会社大京
大京は、半世紀にわたり、全国主要都市において37万戸超の「ライオンズマンション」などを提供してきました。現在は、マンション開発にとどまらず、グループ12社とのシナジーを発揮し、建物の維持管理をはじめ、中古売買、賃貸管理、リフォーム、再開発・建て替え事業等を展開し、グループ一体のワンストップ・サービス体制でお客さまのライフサイクルをサポートする企業グループを形成しています。
詳細はウェブサイトをご参照ください。
株式会社ジェナ
スマートデバイス黎明期から法人向けアプリ開発に取り組んできたパイオニア企業で、国内では最大規模のアプリケーション開発実績を2017年現在有しています。「Think UI/UX First」をコーポレートメッセージに掲げ、これまでに法人向けiPhone、iPad、Android、Windows 10 などのモバイルアプリの開発に注力してきた経験とノウハウをもとに、IoT、AI、ロボティクスなど先端分野にも事業領域を拡大しています。多様なテクノロジーやデバイスに最適なソリューションを提供することを通じて、「共に未来を創る」という理念の実現を日々追求しています。詳細はウェブサイトをご参照ください。
ご参考:「hitTO」画面イメージ
(1)ウェブブラウザから質問を入力
(2)質問へ自動的に回答
(3)URLや画像で回答することも可能
- IBM、IBM Watsonは、世界の多くの国で登録されたInternational Business Machines Corporationの商標です。
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