プレスリリース 2017年
「Massive MIMO」技術を用いて
24レイヤー、28レイヤー化の実証実験に成功~商用ネットワーク環境において、セルスループット950Mbps以上の通信速度を計測~
2017年9月29日
ソフトバンク株式会社
Wireless City Planning株式会社
ソフトバンク株式会社とWireless City Planning株式会社は、現在の商用ネットワーク環境において、大容量を実現する「Massive MIMO」の技術を用いた単一帯域幅での24レイヤー化、28レイヤー化の実証実験に成功しました。2017年8月24日の長崎県の商用ネットワークでは24レイヤーに高度化した基地局により956Mbps、2017年9月13日の東京都の商用ネットワークにおいては28レイヤーに高度化した基地局により971Mbpsのセルスループット(一基地局あたりの通信速度)を計測し、2回とも1Gbpsに近い速度を確認しました。
ソフトバンクは2016年9月より世界初※の商用サービスとして「Massive MIMO」を開始しました。また、本年9月からは「MIMO」技術をさらに進化させた「Massive MIMO 2.0」「Distributed MIMO」「MultiUser MIMO」「UL MultiUser MIMO」を提供しています。今後はさらに実証実験を重ね、さらに「MIMO」技術を進化させ通信の大容量化を実現し、お客さま一人一人により快適な通信サービスの提供を推進します。
ソフトバンクは、今後の5G時代における快適な通信サービスの実現を目指し、「MIMO」技術も含めさまざまな最新技術を導入していきます。
- [注]
-
- ※ソフトバンク調べ(2016年9月時点)
- ※
実証実験の概要
実施時期 | 2017年8月24日 | 2017年9月13日 |
---|---|---|
エリア | 長崎県 | 東京都 |
通信方式 | AXGP方式 | AXGP方式 |
周波数帯 | 2.5GHz帯 | 2.5GHz帯 |
帯域幅 | 20MHz | 20MHz |
- SoftBankおよびソフトバンクの名称、ロゴは、日本国およびその他の国におけるソフトバンクグループ株式会社の登録商標または商標です。
- その他、このプレスリリースに記載されている会社名および製品・サービス名は、各社の登録商標または商標です。
- プレスリリースに掲載されている内容、サービス/製品の価格、仕様、お問い合わせ先、その他の情報は、発表時点の情報です。その後予告なしに変更となる場合があります。また、プレスリリースにおける計画、目標などはさまざまなリスクおよび不確実な事実により、実際の結果が予測と異なる場合もあります。あらかじめご了承ください。