プレスリリース 2018年

ソフトバンクとLippoグループのリンクネット、
IoTソリューション分野で業務提携

2018年7月5日
PT Link Net Tbk
ソフトバンク株式会社

ソフトバンク株式会社(以下「ソフトバンク」)と、インドネシア共和国のLippoグループ(以下「Lippo」)傘下のPT Link Net Tbk(以下「リンクネット」)は、Lippoが進める新都市構築構想「メイカルタ」のほか、スマートシティの開発エリアや、ヘルスケア、スマートオフィス、商業施設などにおけるIoT技術の導入やその開発、IoTのプラットフォームやソリューションの提供を共同で検討することを目的に、2018年6月29日に業務提携契約を締結しました。

本提携は、Lippo傘下で高速インターネットを提供するリンクネットの代表取締役社長 兼 CEOのMarlo Budimanと、ソフトバンクのグローバル事業戦略本部 本部長の北原 秀文によって、ジャカルタのアルヤドゥータホテルで行われた調印式で締結されました。

ソフトバンクの北原 秀文は、次のように述べています。
「世界のモバイル事業は5G時代に突入しており、IoT技術がその革新の中心となっています。本提携は、世界市場における技術革新をさらに促進し、インドネシアにおけるICT開発をさらに発展させることに向けた当社の強い決意を表しています」

リンクネットのMarlo Budimanは、次のように述べています。
「ソフトバンクとの新たな取り組みで協力できることを、とてもうれしく思います。初期段階では、住居や商業施設、オフィス、街路などのほかに、われわれが進めるさまざまな不動産開発のエリアにおいて、動画解析技術と組み合わせたIoTデバイスを展開する予定です。これらの技術的な取り組みは、インドネシアをASEAN最大のデジタル経済社会にしていくことにつながります」

Lippo概要

Lippoは、インドネシア最大のサービス提供事業者集団です。創業以来60年以上にわたって不動産開発、小売り、ホスピタリティー、ヘルスケア、ニュースメディア、通信、ITサービス、金融サービスなどの多様な事業を展開しています。Lippoは、インドネシアの主要な私立大学を含む二つの大学と52の学校を運営しています。またインドネシアにおいて最初で唯一の世界的に有名ながん治療の病院を含め、国内最大となる31の病院を運営しています。Lippoは“Growing in Stewardship, Transforming Lives”のビジョンの下で活動しています。

リンクネットについて

1996年に設立されたリンクネットは、インドネシアにおいて最大のケーブルサービスプロバイダーです。高品質のテレビサービス、高速な次世代インターネット、およびデータ通信を「ファースト・メディア」ブランドとして提供しています。

また、小売事業者およびビジネス顧客に高速インターネット接続サービスを提供するハイブリッドファイバー同梱ケーブル(「HFC」)およびファイバーツーザホーム(FTTH)のネットワークを所有し、運営しています。さらに、子会社であるPT First Media Televisionと共同で定額制のテレビチャンネルを運営しています。

  • SoftBankおよびソフトバンクの名称、ロゴは、日本国およびその他の国におけるソフトバンクグループ株式会社の登録商標または商標です。
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