プレスリリース(旧ソフトバンクテレコム) 2004年

日本テレコム PKI 認証サービス
「PKI プラットフォーム」の提供開始について

≪別紙≫
日本テレコム PKI 認証サービス
「PKI プラットフォーム」の提供開始について

1.サービス概要

「PKIプラットフォーム」は、法人向けIP-VPNサービス「Solteria」、法人向け広域イーサネットサービス「Wide-Ether」をご利用のお客様に対し、PKIサーバからお客様一人ひとりに電子証明書と秘密鍵を発行するサービスです。

電子証明書と秘密鍵は、予め配布されている管理者証明書により認証されたお客様企業管理者が社員のデータをウェブブラウザから申請することにより、日本テレコムより発行・配布いたします。

電子証明書と秘密鍵は、1.日本テレコムよりお客様に電子ファイルにて配布し、お客様PC端末またはお客様ICカード等にインポートしてご利用いただく方法、2.日本テレコムにて当社指定のUSBトークンに格納・配布し、お客様PC端末に接続してご利用いただく方法、の二種類があります。電子証明書と秘密鍵による認証を行うことで、よりセキュリティの高いサービスをご提供いたします。

サービスイメージ図

  1. 1クライアントから当社G/Wに接続要求。
    当社GWはクライアントから電子証明書を受信し内容を確認。
  2. 2当社GWは電子証明書の有効性を当社PKIサーバから受信している失効リストにより確認。
  3. 3当社G/WはRADIUSサーバにユーザID/パスワード認証を要求。
  4. 4当社G/Wはランダムに暗号鍵を生成しクライアントとの間で暗号鍵を共有。
  5. 5IPsecトンネリングモードで接続を確立。

2.電子証明書および秘密鍵発行イメージ

(1)電子ファイルをインポートしてご利用になる場合

電子ファイルをインポートしてご利用になる場合

(2)USBトークンをご利用の場合

USBトークンをご利用の場合

3.サービスの特長

(1)強力な認証セキュリティ

電子証明書と秘密鍵による認証を行うことで、パスワード認証では防御しきれないゲートウェイ側での辞書攻撃や総当り攻撃を防御し、より高い認証セキュリティをご利用いただけます。

(2)PKIの利用が大幅に簡素化・効率化

PKIを利用するには専門的な知識が求められますが、当社独自仕様の申請受付ウェブサーバによりブラウザからのオンライン申請による即時発行・失効が可能となります。また、24時間365日受付のため、万一の証明書紛失時にも即座に失効が可能となるなど、安心してご利用いただけます。

(3)安価な料金

多大な構築費用がかかるPKIサーバを当社側に構築するため、お客様にサーバ運用の負荷をかけることなく安価な料金でご利用いただけます。

(4)自由度の高いご利用が可能

お客様のご利用形態に合わせて有効期限や証明書記載内容の設定、トークン利用有無の選択が可能など、自由度の高いサービスのご利用が可能になります。

(5)PCのスクリーンロック機能

電子証明書、秘密鍵を格納した当社指定のUSBトークンは、お客様PC端末のスクリーンのアンロック機能としてもご利用いただくことが可能です。

4.利用料金

(1)一時金

電子証明書/USBトークン費用 料金(税込)
クライアントライセンス(10枚~) 2,100円/1枚~
サーバ、ネットワーク機器ライセンス 31,500円/1枚
USBトークン(60個~) 9,450円/1個~

(2)申込に関する費用

申込に関する費用 当社指定USBトークン利用有無
有(税込) 無(税込)
ポリシー登録費用 21,000円 21,000円
当社ネットワーク機器証明書発行費用※1 31,500円/1台 31,500円/1台
管理者証明書発行費用※1、2 116,550円 31,500円
  • ※1ネットワーク機器証明書や管理者証明書の有効期限は2年間です。更新時には別途費用が発生いたします。
  • ※2紛失により再発行された管理者証明書の有効期限日は紛失した管理者証明書の有効期限日と同一になります。

(3)月額費用

電子証明書利用数 料金(税込)
1~100
735円/1枚
101~200 682円/1枚
201~300 630円/1枚
301~500 577円/1枚
501~ 525円/1枚
  • 表示料金は税込み表示となります。また、端数切捨てのうえ、ご請求することがありますので請求額が表示と異なる場合があります。

5.受付開始日

2004年6月14日

  • 「PKIプラットフォーム」の詳細については、こちらをご参照ください。

以上

  • プレスリリースに掲載されている内容、サービス/製品の価格、仕様、お問い合わせ先、その他の情報は、発表時点の情報です。その後予告なしに変更となる場合があります。また、プレスリリースにおける計画、目標などはさまざまなリスクおよび不確実な事実により、実際の結果が予測と異なる場合もあります。あらかじめご了承ください。