プレスリリース(旧ソフトバンクテレコム) 2004年

≪別紙≫
次世代移動体通信システム向けの5GHz帯実験用無線局免許を取得

1.電波伝搬実験の位置づけ

移動体通信システムにおける無線アクセス方式の高精度な評価、エリア(セル)設計等を行うには、電波伝搬特性の把握が不可欠です。図1に示すように、無線アクセス方式やアンテナシステム等は電波伝搬特性の上で成り立っています。即ち、移動体通信システムを効率よく実現するには、まず、利用する周波数帯における複雑な移動電波伝搬特性を解明することが重要となります。

本実験では、特に新世代移動体通信システム(4G等)で用いられる周波数帯として有力である6GHz以下のマイクロ波帯における広帯域移動電波伝搬特性を解明することを目的としています。

移動体通信システム開発における電波伝搬実験の位置づけ

移動通信システムにおける無線アクセス方式の高精度な評価、
セル設計等を行うためには電波伝搬特性を解明することが不可欠です

図1 移動体通信システム開発における電波伝搬実験の位置づけ図1 移動体通信システム開発における電波伝搬実験の位置づけ

2.実験の概要

実験局から最大100MHzの帯域幅の試験信号を送信し、移動体通信の伝搬路上で発生する多重反射波(マルチパス)の到来遅延時間特性(遅延プロファイル)、到来方向特性(到来方向プロファイル)等を高精度に測定可能な測定器を用いて、さまざまな無線環境におけるこれらの電波伝搬データを取得・解析します。3GHz帯、5GHz帯、8GHz帯での測定結果を合わせて、8GHz以下のマイクロ波帯における広帯域移動電波伝搬モデルを作成します(図2参照)。

本実験結果によって作成された電波伝搬モデルを用いることにより、新世代移動体通信システムの方式検討等を効率的に進めることが可能となります。

図2 実験のイメージ

用語説明

遅延プロファイル
電波の到来遅延時間 対 受信強度 を表したもの
到来方向プロファイル
電波の到来方向 対 受信強度 を表したもの

以上

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