プレスリリース(旧ソフトバンクテレコム) 2004年

日本テレコム 列車内ブロードバンド・インターネット接続実験に成功
~ 高速走行中の列車内からブロードバンド・インターネット接続サービスの実現へ ~

2004年11月16日
日本テレコム株式会社

日本テレコム株式会社(本社:東京都中央区、社長:倉重 英樹)は、このたび高速無線LAN方式を用いた列車内ブロードバンド・インターネット接続実験に成功しましたので、お知らせいたします。

日本テレコムは、北海道旅客鉄道株式会社の協力の下、JR千歳線/札幌駅から新千歳空港駅の一部区間において、列車内と沿線地上間を高速無線LAN方式によるブロードバンドデータ通信で接続するフィールド検証を実施いたしました。本実験では、トンネル区間を含む鉄道沿線の無線伝搬特性を確認し、列車が時速120kmを超える高速走行中であっても、列車内から快適なブロードバンド・インターネット接続が可能なことを実証しました。具体的には、ホームページアクセスの他、IP電話による通話が可能なことを確認すると同時に、地上側からインターネット網を経由して列車後部の運転室スペースに設置した動画カメラの映像を連続的にモニタリングする実験にも成功しました。これにより、列車をはじめとする高速移動体における新しいブロードバンド・インターネット通信システムの有効性を実証いたしました。

日本テレコムは、2002年より高速無線LAN方式による列車内からのブロードバンド・インターネット接続サービスの開発に積極的に取り組んでおりますが、このたびのフィールド実験と並行して、実験室においては、時速500kmを超える高速移動体でも実効伝送速度15Mbps以上のブロードバンド・インターネット通信を確保するシステムを検証し、開発を進めております。また、今回のフィールド実験において検証した方式は、高速無線LANの仕様に依存しない汎用性の高い方式(IEEE802.11g)であるため、実験に用いた2.4GHz帯無線LANの他、5GHz帯などの無線システムにも適用可能です。

日本テレコムは、今後とも高速無線LAN方式により新幹線や在来線列車における快適なインターネット接続の実現に向けて開発を進めてまいります。また今回の成果を基に、JR、私鉄および地下鉄など各鉄道事業者向けにインターネット接続サービス「ODN」や広域イーサネットサービス「Wide-Ether」などの既存サービスと組み合わせた新しいブロードバンドデータ通信サービスを開発し、列車内ブロードバンドデータ通信サービスを利用した経済的かつ高機能なビジネスモデルを提案してまいります。

実験概要につきましては別紙をご参照ください。

以上

本件に関するお問合せは下記までお願いいたします。

  • プレスリリースに掲載されている内容、サービス/製品の価格、仕様、お問い合わせ先、その他の情報は、発表時点の情報です。その後予告なしに変更となる場合があります。また、プレスリリースにおける計画、目標などはさまざまなリスクおよび不確実な事実により、実際の結果が予測と異なる場合もあります。あらかじめご了承ください。
  • 2015年4月1日付でソフトバンクモバイル株式会社はソフトバンクBB株式会社、ソフトバンクテレコム株式会社、ワイモバイル株式会社を吸収合併しました。合併前の各社のプレスリリースは以下よりご覧いただけます。なお、2015年7月1日付でソフトバンクモバイル株式会社は、ソフトバンク株式会社に社名を変更しています。