プレスリリース(旧ソフトバンクテレコム) 2005年

入社式挨拶

2005年4月1日
日本テレコム株式会社
取締役代表執行役社長
倉重 英樹

皆さん、入社おめでとうございます。

本日より皆さんが、デジタル情報革命を起こし、世の中を豊かにするという志を持つ仲間となったことをお祝いします。現在は工業化社会から知識社会へ移行する真っ只中にあると言われています。知識社会ではプロフェッショナルが生き残ります。そのプロフェッショナルとなるためにはどうしたらいいのか。次の3点をお話します。

(1)「楽」という字をどう読むか

「たのしい」と読むのか「らく」と読むかで世界は違ってきます。皆さんは「たのしい」ということを追いかけて欲しい。「たのしい」ということは、創造性を働かし、仲間と協力し汗をかきながら取り組んでいったその後に得られるものです。「らく」を追及しても「たのしい」は決して得られません。皆さんは苦労や困難を経験して、ぜひ「たのしい」ということを追いかけて下さい。

(2)追いかけるものとついてくるもの

世の中には「ついてくるもの」と「追いかけるもの」があります。「ついてくる」ものの代表的なものはお金です。ビジネスではチームでコラボレーションし、高いパフォーマンスを上げることで、お客様の満足度が上がりお金がついてくることになります。プロフェッショナルとして何が「追いかけるもの」で「ついてくるもの」なのかをしっかり見極めて下さい。

(3)自分への時間の投資

一年は8760時間。毎日6時間寝るとすると、6570時間となります。皆さんの時間は上司やお客様からの指示など誰かが伝票を切ることによって消費されていきます。誰かが切った伝票で自分の時間が全て使われてしまうと、自分に使う時間がなくなってしまうでしょう。 起きている時間の内、10%は自分自身で伝票を切って下さい。そしてその時間を使って勉強し、人のネットワークを広げ、自分の趣味を深めてください。

以上

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