プレスリリース(旧ソフトバンクテレコム) 2006年

入社式挨拶

2006年4月3日
日本テレコム株式会社
取締役代表執行役社長
倉重 英樹

入社おめでとうございます。

ソフトバンクグループは、ダイナミックでエキサイティングな組織。視点が世界にあり、なんでも一番になろうというのが、このグループのDNAだ。このダイナミックでエキサイティングな組織で、自分を活かして豊かな人生を送るために、人生の先輩として以下のことを話したい。

「楽」という字をどう読むか。これをラクと読むのではなく、楽しいと読めるようになって欲しい。新しいことにチャレンジして、何かを成し遂げることが楽しいと思えることが大事。

そのためには、一つめは、勉強すること。自ら求めて勉強する。自分の専門性を徹底的に磨く。どのような専門性をどのように身に着けるのか、できるだけ早い内から見つけるよう努力して欲しい。

二つめは、ヒューマンネットワークを広げること。人生を豊かにするためには、いろんな人と付き合うことが大事。この広がりには3種類あると思っている。一つ目の広がりは、年齢差。平均的には上下で四十歳くらいの幅をもったネットワークが望ましい。まだ皆さんは入社したてなので、思い切って私のような世代の人間と付き合ってみてはどうか。逆に年を取ってきたら、意識して若い人と付き合うようにすればよい。二つ目は職業の広がり。自分と違う世界に生きている人とつきあうと、入ってくる情報の幅が違ってくる。最後に文化の広がり。情報通信技術によって、世界は一つになろうとしている。その中で、様々な国の人と交流して幅を広げて欲しい。

三つめは、自分の興味あること、趣味などを深く追求すること。自分の夢を実現するためにチャレンジして欲しい。

この三つを見たときに、若いみなさんはまず、勉強すること、人のネットワークを持つこと、趣味などを追求すること。このプライオリティ順に、このダイナミックな組織の中で、素晴らしい存在感を持って、豊かな人生を過ごせるよう頑張って欲しい。

以上

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