プレスリリース(旧ソフトバンクテレコム) 2006年
インターネット接続サービスの迷惑メール対策強化について
2006年5月8日日本テレコム株式会社
日本テレコム株式会社(本社:東京都港区、社長:倉重 英樹)は、個人向けインターネット接続サービス「ODN」「JENS SpinNet」と、法人向けインターネットサービス「ULTINAインターネットアクセス」の一部サービス(BBモバイルポイントを含む)の迷惑メール対策の強化として、「Outbound Port 25 Blocking*1(以下、OP25B)」を6月より順次実施することになりましたのでお知らせいたします。
また、対策の一環として「OP25B」実施後でもメール送信が可能になる「サブミッションポート*2」についても同時に対応し、迷惑メールの撲滅を目指します。
迷惑メールは、インターネットを通じて無差別かつ、一方的に送信され、その送信手法は年々巧妙化・悪質化しています。単に不要なメールを受け取るだけではなく、送信メールが相手に届かない、架空請求やフィッシィングといった詐欺的行為への誘導、ウイルス感染の結果による大量メール発信やパソコン内の個人情報の漏洩する被害が発生など、その被害は深刻な社会問題となっています。
日本テレコムは、迷惑メール対策のためのワーキンググループJEAG(Japan E-mail Anti-Abuse Group)に参加し、業界全体として迷惑メール撲滅に向けて有効な取り組みを進めていくと共に、お客様により安全で快適なインターネットサービスのご提供を目指してまいります。
対象サービス、実施スケジュールについては、別紙をご参照ください。
以上
- ※1「Outbound Port 25 Blocking (OP25B)」とは、インターネット上で通信されるデータを識別するためのポート番号のうち、一般的にメール送信(SMTP)に割り当てられる25番ポートの利用に制限を加えることで、プロバイダが指定したメールサーバーを使用しないメールを制限する技術的施策です。迷惑メール対策の中でも、ウイルス感染者から送信されるメールの防止に効果があると言われています。
- ※2「サブミッションポート」とは、メールクライアントソフトからのメール送信を受け付けるための専用のポート番号(587番)のことです。このポート番号を利用してメール送信を行う場合、送信者は送信のたびに認証を行うため、送信者の特定が可能になります。25番ポートの代わりに587番ポートを使用することで、「OP25B」を実施しているプロバイダからでもメール送信を行う施策を「サブミッションポート」といいます。
本件に関するお問合せは下記までお願いいたします。
- 日本テレコム株式会社 広報宣伝部
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