プレスリリース(旧ソフトバンクテレコム) 2008年

江東区に延べ床面積2万m2のデータセンターを新設
~企業向けのインテグレーションサービス提供の強化へ~

2008年2月25日
ソフトバンクテレコム株式会社

ソフトバンクテレコム株式会社(本社:東京都港区、社長:孫 正義、以下 ソフトバンクテレコム)は、このたび「東京駅から30分以内のアクセス圏内」にデータセンター(以下、東京第四センター)を新設し、2008年7月よりサービス運用を開始することになりましたのでお知らせいたします。この東京第四センターはソフトバンクテレコムが保有する9番目のデータセンターとなり、合計延べ床面積は約4万m2になります。

近年、企業においては事業継続管理(BCM: Business Continuity Management)に基づき、リスクの予防、および、顕在化した場合のリスク最小化のための対策としてネットワークのバックアップ確保や、冗長性の高いシステム構築が求められ、更に交通至便な都心部におけるデータセンターの需要が高まっています。

ソフトバンクテレコムでは、お客様のニーズに応え東京23区内の立地条件の優れた環境に、1棟全てを自社で運営する信頼性の高い高規格なデータセンターを新設いたしました。センター周辺は極めて安全性の高い地域(東京都都市整備局地域危険度特性評価=AAA)とされており、防災面においてもお客様に安心してご利用いただけます。ネットワーク環境については、インターネットバックボーンへのダイレクト接続が可能であり、マルチAS対応による冗長性を確保しています。また、「ULTINA IP-VPN」「ULTINA Wide Ethernet」などの閉域網サービスへもダイレクトな接続ができる他、各種プラットフォームサービスも合わせたシームレスなサービス提供が可能です。

ソフトバンクテレコムでは、お客様のご希望に合わせ多種多彩でかつ柔軟性を持ち合わせ、コストパフォーマンスの高いデータセンターサービスをご提供してまいります。なお、販売については、ソフトバンクグループのデータセンター専業会社であるソフトバンクIDC株式会社(本社:東京都新宿区、社長:真藤 豊)と協力して行います。

  • 東京都都市整備局地域危険度特性評価=AAA
    東京都震災対策条例に基づいた地域危険度測定調査。危険度特性評価は、建物倒壊危険度、火災危険度、避難危険度の3つの危険度のランクの組み合わせにより危険度の特性で評価し、3つすべての項目がAランクの場合は「絶対的に危険度の低い町」という評価になる。

東京第四センター概要

建物

立地 東京都江東区内(危険度特性評価「AAA」地域)
建築面積 4125.46m2
延床面積 20472.23m2
階数 地上5F  塔屋1F
主要構造 基礎免震構造
耐火種別 耐火建築物

電気設備

受電方式 特別高圧電力 本線・予備線方式(二系統受電)
非常用発電機 ガスタービン
無停電電源装置 待機冗長方式
直流電源装置 全数並列運転方式

空調設備

空調方式 空冷電算用パッケージ方式(冗長構成)

防災設備

超高感度煙検知機 機器室、電気室、UPS室
消火方式 窒素ガス消火

セキュリティ設備

建物入館 等 ICカード
機器室入室時 サークルゲート(生体認証)

運用

情報セキュリティ管理 ISO27001(ISMS)  FISC対応可
ITサービス管理 ISO20000(ITSMS)
品質管理 ISO9001(QMS)

サービス

レンタルラック 1ラック(100V30A標準装備)単位
レンタルスペース 1機器室(500m2)単位
運用代行サービス 簡易作業からお客様固有の対応まで幅広く実施
ホスティングサービス メール、ウェブ、キャッシュ等のサーバ、ルータ等ネットワーク機器を構築、設定、運用保守

東京第四センター建物外観図

  • 「Data Center」の詳細については、こちらを参照してください。

以上

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