プレスリリース(旧ソフトバンクテレコム) 2008年

高品質・高信頼性のグローバルイーサネット接続で海外拠点との広帯域通信を実現
~グローバルイーサネット専用型サービスの提供開始について~

2008年4月25日
ソフトバンクテレコム株式会社

ソフトバンクテレコム株式会社(本社:東京都港区、社長:孫正義 以下、ソフトバンクテレコム)は、 企業向け国際ネットワークサービスに新たなメニューを加え、専用型のグローバルイーサネットサービス(以下、「ULTINA グローバルイーサネット」)の提供を開始いたしますのでお知らせします。

  • サービス名称:
    「ULTINA Global Services」グローバルイーサネット グローバルイーサネット専用型

グローバルビジネスを拡張する企業にとっては、海外拠点・取引先との基幹網となる国際データ通信について、その回線品質を維持しながら広帯域化に取り組む一方、システムの導入・維持管理コストの削減は企業にとって大きな課題となっています。

「ULTINA グローバルイーサネット」は、国際データ通信の広帯域化・高品質化とコスト削減を同時に実現するサービスです。標準イーサネットインターフェースの採用により、信頼性の高い高速通信を2Mbpsから100Mbpsの品目にて低コストでご利用いただけます。

2009年には、提供対地も8ヵ国からアジア各国への拡張も予定しており、今後、ソフトバンクテレコムは、ますます広がっていくお客様のグローバルビジネスの要求にお応えするために、信頼性の高い充実したサービスをご提供してまいります。

「ULTINA グローバルイーサネット」について

1.特長

(1)高品質、高信頼性のサービス

  • Ethernet over SDHを採用し、専用線と同じレベルの高い信頼性と高品質をご提供します。
    • Ethernet over SDH (EoS) :
      高速デジタル通信方式のSDH回線上に顧客LAN側のイーサネットパケットをSDH固定パスにカプセル化し転送する技術。他顧客回線と共用せず1回線を占有して帯域を確保するため、ゆらぎの小さい安定した通信が実現できる。
  • 稼働率保障(SLA: Service Level Agreement)として、当社規定により国際回線区間を対象に99.9%の稼働率を保障いたします。

(2)プロトコルフリー

プロトコル(IP、IPX、AppleTalk、DECnet、SNA)やルーティンプロトコル(RIP、OSPF等)による制限がないため、様々なプロトコルを組み合わせた柔軟なネットワーク設計が可能です。

  • レイヤ3以上の上位プロトコル

(3)標準イーサネットインターフェースの採用

ユーザインターフェースに標準イーサネットインターフェース(Fast Ethernet)を採用したことにより、お客様の要望にあわせて2Mbpsから100Mbpsまでの柔軟な帯域設定が可能です。

(4)海外1拠点から国内複数拠点への分岐接続が可能に

「ULTINA Wide Ethernet」とのシームレスな接続により、海外拠点からWide Ethernetに接続された全拠点への通信が可能です。また、既にWide Ethernetサービスをご利用いただいているお客様には、容易に海外拠点の追加導入が可能です。

2.サポート体制・監視サービスなど

(1)監視サービス

  • お客様の宅内機器に対する稼動状況の監視を行います。
  • オプションで専用Webを利用したレポートサービスをご提供します。
    レポートでは、障害情報などがご覧いただけます。

(2)サポートサービス

  • ソフトバンクテレコムの統合監視・運用窓口において、ネットワーク、機器への常時監視を24時間365日行います。
  • 英語によるサポートもご提供いたします。

3.サービス提供国(提供対地は順次拡大していきます)

  1. (1)アジア:シンガポール、香港、インド
  2. (2)欧米:アメリカ(ハワイ、アラスカを除く)、イギリス、ドイツ、フランス、オランダ

4.「ULTINA グローバルイーサネット」構成イメージ図

「ULTINA グローバルイーサネット」サービス詳細についてはこちらをご参照ください。

以上

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