プレスリリース(旧ソフトバンクテレコム) 2009年

ISP/CATV事業者向けインターネット相互接続サービス
「ASSOCIO-JPIXサービス」でのIPv6の対応開始について

2009年8月26日
日本インターネットエクスチェンジ株式会社
ソフトバンクテレコム株式会社

日本インターネットエクスチェンジ株式会社(本社:東京都千代田区、社長:石田 慶樹 以下、JPIX)とソフトバンクテレコム株式会社(本社:東京都港区、社長:孫 正義 以下、ソフトバンクテレコム)は、各地のISP事業者やCATV事業者(以下、事業者)向けのインターネットの相互接続サービス「ASSOCIO-JPIXサービス」において、新たにIPv6に対応した「ASSOCIO-JPIXサービス(IPv6)」の提供を2009年9月1日(火)より開始します。

昨今懸念されているIPv4の枯渇問題については、APNIC※1 のチーフサイエンティストであるGeoff Huston氏の「2010年から2012年の間にIPv4の在庫がなくなる」という予測もある中で、各ネットワーク事業者への対応が求められています。このIPv6への対応には、回線の品質を維持しながら両プロトコル混合のネットワーク、およびIPv6ベースのネットワークの運用が必須となる一方で、維持管理コストの削減も大きな課題となっています。これらの諸状況に対応するために「ASSOCIO-JPIXサービス」では、混合ネットワークサービス「IPv4/IPv6 Dual」および、IPv6ベースのネットワークサービス「IPv6 Native」を提供いたします。

「ASSOCIO-JPIXサービス」は、ソフトバンクテレコムが提供するMPLS技術を用いた商用IPデータサービス「mpls ASSOCIO」に、IPのトラヒック交換を行うJPIXのインターネットの相互接続点(Internet eXchange 以下、「IX」)を接続することで、全国どこからでもJPIXに接続している事業者の運営するインターネット網に、シームレスに効率的かつ、安価に接続いただけるトラヒック交換サービスです。
JPIXとソフトバンクテレコムは、今後も「ASSOCIO-JPIXサービス」を中心に、バックボーン上において全国各地の事業者ほか、コンテンツプロバイダー、データセンターをご利用されるお客様の効率的かつ、高品質なトラヒック交換を実現してまいります。

[注]
  • ※1Asia Pacific Network Information Centreの略でアジア太平洋地域のIPアドレス管理を行う組織

「ASSOCIO-JPIXサービス(IPv6)」サービスイメージ図

「ASSOCIO-JPIXサービス(IPv6)」サービスイメージ図

「ASSOCIO-JPIXサービス(IPv6)」サービス品目

IPv4/IPv6 Dual IPv6 Native
100Mbps 100Mbps
200Mbps

以上

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