企業向けコンテンツ統合管理・配信プラットフォーム
「ホワイトクラウド 映像サービス」の提供開始について~映像コンテンツを多様なデバイスに配信する「ワンソース・マルチスクリーン」を実現~
2010年7月23日ソフトバンクテレコム株式会社
ソフトバンクテレコム株式会社は、企業向けクラウドコンピューティングサービス「ホワイトクラウド」の新しいサービスメニューとして、さまざまなデバイス向けに最適化した映像管理・配信を提供するコンテンツ統合管理・配信プラットフォーム「ホワイトクラウド 映像サービス」の提供を開始します。
地上デジタル放送の開始により、デジタル化された番組は動画コンテンツとしてインターネットや携帯電話での二次利用が容易になるため、近い将来、オンデマンドでの視聴、過去の番組アーカイブの配信サービスなど、あらゆる形態の動画(TV、ビデオオンデマンド、インターネットビデオ)が世界のコンシューマートラフィックの91%以上を占めるようになると予測されています※1。
また、一般企業でもデジタルサイネージによる商品PRや、社外のステークホルダー向けの情報発信手段として動画配信のニーズが増加しています。
「ホワイトクラウド 映像サービス」は、サーバやストレージなどのハードウェアをはじめ、ネットワーク、配信ソフトウェア、DRM(Digital Rights Management:デジタル著作権管理)、コンテンツ統合管理システムまで、映像管理・配信に必要なサービス機能をお客さまのニーズに応じてクラウド型で提供するサービスです。
「ホワイトクラウド 映像サービス」をご利用いただくことで、個別の管理・配信システムを構築するよりも初期投資や運用コストが削減できるほか、機能性、信頼性の高い映像管理・配信基盤を低価格でご提供することでお客さまのビジネスチャンスの拡大をサポートします。
「ホワイトクラウド 映像サービス」概要
1. 特長
- (1)「ワンソース・マルチスクリーン」を実現
- 配信デバイスごとに最適化された画面インターフェイスで、複数のデバイスに配信する「ワンソース・マルチスクリーン」を実現します。
また、iPhone、iPod touch、iPad向けの映像配信では、ライブコンテンツ/VOD(ビデオオンデマンド)コンテンツを、端末が利用可能な通信帯域の状況に応じて、最適なビットレートを自動的に選択・切替しながら配信します。 - (2)DRMに対応し、セキュアなコンテンツ配信を実現
- お客さまからお預かりしたコンテンツの著作権を保護しその利用や複製を制御・制限するDRMに対応して、配信されるすべてのコンテンツを暗号化しセキュアな環境でのコンテンツ配信を実現します。
- (3)多様なコンテンツの管理を一元化できるコンテンツ統合管理システムの提供
- 異なる記録媒体で管理されていたデジタルコンテンツを一括してお預かりし、すべてのコンテンツを管理できるように検索機能が搭載された専用のシステムをご提供します。大切なコンテンツを安全に管理するとともにコンテンツ管理の工数を軽減します。
- (4)ビジネスの効率化を柔軟なシステム連携でサポート
- 顧客情報、課金・決済、配信設備などのお客さま独自のシステムや、ホワイトクラウドで提供する他のサービスと柔軟に連携が可能なため、お客さまの新しい収益モデルを創出し映像配信ビジネスの可能性を広げます。
- (5)高信頼・大容量配信を実現
- 配信設備は大容量バックボーン内に設置し、安定した大規模配信を実現いたします。また、配信設備・バックボーンの二重化によって、信頼性の高い配信システムのご提供を実現いたします。
2. 提供サービスメニュー
配信先デバイス | パソコン | iPhone/iPod touch/iPad | 大型モニタ |
---|---|---|---|
提供サービス | ライブ配信 オンデマンド配信 ダウンロード配信※2 |
ライブ配信 オンデマンド配信 |
ダウンロード配信※2 |
- ※提供サービスや対応デバイスは随時追加します。
なお、「ホワイトクラウド 映像サービス」は、高い映像品質とDRM技術および低コストが大きく評価され、本日より新設される株式会社バンダイチャンネル(本社:東京都港区 社長:竹野 史哉 以下、バンダイチャンネル)の、「iPad・iPhone・iPod touch向け映像配信『バンダイチャンネル』ベータテストサイト」の映像配信基盤として採用されました。
「ホワイトクラウド 映像サービス」サービス提供イメージ

iPad・iPhone・iPod touch向け映像配信「バンダイチャンネル」ベータテストサイト
- ※対応デバイスの標準ブラウザ「Safari」で上記にアクセスしてください。

©吉富昭仁・秋田書店/RAY PROJECT 協力:手塚プロダクション ©AQUAPLUS/T3WORKS
©鎌池和馬/冬川基/アスキー・メディアワークス/PROJECT-RAILGUN ©創通・サンライズ ©創通・サンライズ・毎日放送
©竹宮ゆゆこ/アスキー・メディアワークス/「とらドラ!」製作委員会 ©CHUNSOFT/Project CANAAN
- ※1出典元:Cisco Systemsによる年次調査「Cisco Visual Networking Index Forecast」
- ※22010年10月ご提供予定
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- ソフトバンクテレコム株式会社 広報室
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