プレスリリース(旧ソフトバンクテレコム) 2010年

フィールズ株式会社、営業支援ツールとして
「iPad WiFi+3Gモデル」を活用~全営業担当者に「iPad」を配布し提案営業を革新~

2010年7月28日
フィールズ株式会社
ソフトバンクテレコム株式会社

フィールズ株式会社(本社:東京都渋谷区、代表取締役社長:大屋 高志、以下「フィールズ」)は、米アップル社製の「iPad」を積極的に導入し、さまざまなビジネスシーンにおいて活用することを決定いたしましたので、お知らせいたします。
「iPad」の初期導入段階では計350台を導入し、全営業社員に装備させる予定です。さらに、幅広いエンタテインメント分野に進出しているフィールズグループ各社においても導入を進め、約1,000台以上を導入予定です。

フィールズは創業以来、先端技術を取り入れた知的情報サービスの充実を通じて、パチンコ流通の近代化と健全化に努めてきました。創業後、間もなく開発に着手した「ホールTV」は、インターネットが普及する以前に、ISDN回線を通じて全国のパチンコホールの運営情報をいち早くお届けするパソコン通信システムとして、情報不足に悩む全国のパチンコホールに迎えられました。さらに1994年には、衛星放送を活用したパチンコ情報ステーション「Pステーション」を開局しました。パチンコ遊技機に液晶が標準装備される時代になり、静止画が限度だった当時のPC通信では情報伝達が不十分だったからです。フィールズが取り組んだ「ホールTV」「Pステーション」などの先駆的な試みは、パチンコホールとの関係構築において大きな役割を果たしました。

近年の遊技機は、技術の進化を背景としたクリエイティブの高度化が進み、映像エンタテインメントとしての色合いを強めていますが、映像は遊技機のメモリーチップ内に閉じ込められており、パチンコホールはメーカーから提供されるトレーラー(予告編)のような断片的な映像を確認するしかなく、かつ年間300タイトル前後も発売される遊技機を精査し、導入選定を行うという難しい現状があります。こうした現状のもとフィールズでは、顧客であるパチンコホールに、従来ではお伝えすることが難しかった遊技機のコンセプトや液晶演出等の映像をより深くご理解いただくため、高度な情報伝達ツールを必要としていました。
今般、フィールズでは、これまでのIT機器にはない革命的なデバイスである「iPad」を導入することによって、顧客であるパチンコホールが求める知的情報サービスの提供において質・量ともに充実させ、相互の関係がますます強化されるものと期待しています。そのためにフィールズでは、情報を高度に伝えるプレゼンテーションの最適化を図るために、いち早くオリジナルのiPad用アプリケーションソフトの開発に着手しています。
そして、今回の「iPad」導入による高度な情報サービスの提供は、顧客とのコミュニケーションがより深いものとなり、さらには密度の濃い市場情報の収集が可能になるものと期待しています。フィールズは、得られた市場情報を遊技機の企画・開発部門にフィードバックすることによって、競争力に富んだ新商品を生み出す仕組みがますます精緻化し、企画・開発と流通の一元化をベースとする独自のビジネスモデルがいっそう磨き上げられていくものと確信しています。

なお、本機の導入にあたっては情報システム等のインフラ面の整備を行い、2010年7月中にソフトバンクテレコム株式会社を通じて導入する予定です。

以上

  • *Apple、Appleのロゴは、米国および他国のApple Inc.の登録商標です。
  • *iPadはApple Inc.の商標です。
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