プレスリリース(旧ソフトバンクテレコム) 2012年

「遠隔病理コンサルテーション支援サービス」の提供について~遠隔地の中小病院・診療所向けに遠隔病理迅速診断ネットワーク構築を支援~

2012年12月13日
ソフトバンクテレコム株式会社
株式会社クラーロ
株式会社三啓

ソフトバンクテレコム株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長 兼 CEO:孫 正義、以下「ソフトバンクテレコム」)は、株式会社クラーロ(本社:青森県弘前市、代表取締役:高松 輝賢、以下「クラーロ」)、株式会社三啓(本社:東京都江東区、取締役社長:橋本 章、以下「三啓」)と連携し、全国的な病理医不足へ対応し地域の医療格差の是正を支援する「遠隔病理コンサルテーション支援サービス」を2013年1月から開始します。

「遠隔病理コンサルテーション支援サービス」は、病理医が常勤している中核病院と病理医がいない中小病院などをネットワークで結び、術中迅速診断、複数医師のコンサルテーションによるがん診断の均てん化や精度管理などを低価格で容易に実現する遠隔診断ネットワークの構築支援サービスです。

ソフトバンクテレコムは、本サービスを、ソフトバンクテレコムの統合VPNサービス「ホワイトクラウド SmartVPN」と、クラーロが開発した細胞組織の顕微鏡画像を合成して統合的に電子化する装置「バーチャルスライドスキャナーfino(フィノ)」および三啓が開発した顕微鏡・ライブ画像やバーチャルスライド画像を遠隔地に転送する独自のネットワーク技術「Pratico(プラチコ)」をセットにすることで、高い品質・信頼性とこれまでにないコストパフォーマンスを兼ね備えたワンストップのソリューションサービスとして実用化し、月額料金体系で10万円/月から提供します。

現在、病理医の慢性的な不足により、地域の医療現場には病理医がいない病院が数多くあり、地域の医療格差が深刻な問題になりつつあります。このような病理医がいない病院では、定期的に病理医が派遣される機会に合わせてがんなどの手術を集中的に行わざるを得ず、一刻を争う治療を必要とする患者さんにとっては、深刻な事態となる可能性がありました。「遠隔病理コンサルテーション支援サービス」では、手術中に患者さんから摘出された病理標本の顕微鏡画像やバーチャルスライド画像を、ネットワークを通じて遠方にいる病理医に転送し、リアルタイムに病理診断を行う「迅速病理診断」が可能となるなど、病理医不足問題や地域の医療格差是正において大きな期待が寄せられています。

また、今回実用化に成功した「スライドスキャナーfino(フィノ)」および遠隔病理コンサルテーションシステム「Pratico(プラチコ)」は、価格を従来の千数百万円を超す高価なものから、セット価格においても低価格に抑えることに成功いたしました。これにより、機器(資産)購入にかかる多大な初期投資が不要となり、予算の少ない中小・地域の病院での導入が一気に現実的になりました。

ソフトバンクテレコムでは、「遠隔病理コンサルテーション支援サービス」を、現在試験導入中の複数の自治体・検査機関等での実績を踏まえ、来年1月から正式サービスとして提供を開始します。今後は、クラウドサービスと親和性の高い統合VPNサービス「ホワイトクラウド SmartVPN」を中核に、ICT利活用による病理診断のネットワーク化をいっそう推進し、デバイスから症例データベースクラウドまでのトータルソリューションの提供を目指していきます。

[注]
  • ネットワークや機器の設置調整費が別途かかります。

遠隔病理コンサルテーション支援サービスのイメージ図

遠隔病理コンサルテーション支援サービスのイメージ図

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