2022年3月期 第1四半期 決算説明会 要旨
日時 | 2021年8月4日(水) 午後4時~5時 |
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登壇者 | ソフトバンク株式会社 代表取締役 社長執行役員 兼 CEO 宮川 潤一 ソフトバンク株式会社 取締役 専務執行役員 兼 CFO 藤原 和彦 |
要旨
決算説明会では、「2022年3月期 第1四半期 連結業績」について、社長の宮川より説明しました。
2022年3月期 第1四半期 連結業績
全社業績
- 2022年3月期 第1四半期の売上高は1兆3,566億円、前年同期比16%増。全セグメント増収。
- 営業利益は2,831億円、同1%増。法人事業が23%の増益でコンシューマ事業の減益を補う。
- 親会社の所有者に帰属する純利益は1,510億円、同1%減。法人所得税の増加が影響。
- 通期業績予想に対する第1四半期の進捗率は、売上高25%、営業利益29%、親会社の所有者に帰属する純利益30%と順調。
セグメント別業績
① コンシューマ事業
- 前年同期比11%増収、同3%減益。
- 携帯端末の販売回復により売上増も、通信料値下げなどが利益に影響。
- スマートフォン累計契約数は前年同期末比7%増。
- 特に“ワイモバイル”ブランドの契約数が拡大。競合他社からの獲得が順調な一方、“ソフトバンク”ブランドなどグループ内からの移行も増加。
- “ワイモバイル”および“LINEMO(ラインモ)”で、料金プランやオプションプランの強化を実施。
- でんきの契約数を初めて開示。当四半期末で累計188万件、前年同期末比45%増。
② 法人事業
- 前年同期比6%増収、同23%増益。
- モバイルやソリューション等が昨年に引き続き順調。
- ソリューション等売上の内訳を初めて開示。内訳の7割以上を占める“継続収入”は、前年同期比19%増。安定的な業績拡大に貢献。
③ ヤフー・LINE事業
- 前年同期比36%増収、同1%増益。
- 2021年3月のZホールディングス(株)とLINE(株)の経営統合などにより、売上高増。
- 経営統合に伴う無形固定資産の償却費などのマイナス影響をビジネスの成長が吸収し、微増益。
- 物販eコマース取扱高は前年同期比6%増。
④ PayPay
- 累計登録ユーザー数は4,000万人超。当四半期の決済回数は7.9億回。
- 決済取扱高(GMV)は前年同期比1.7倍。
⑤ NAVER社との連携×Beyond Japan
- ブロックチェーン技術を活用したQR決済の国際ネットワークを提供する米TBCASoft社に追加出資。同時にNAVER社がリードインベスターとして同社に初出資。
- 国際的なQRコード決済経済圏の拡大を目指す。