2023年3月期 第3四半期
決算説明会 要旨
日時 | 2023年2月3日(金)午後4時~5時 |
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登壇者 | ソフトバンク株式会社 代表取締役 社長執行役員 兼 CEO 宮川 潤一 ソフトバンク株式会社 取締役 専務執行役員 兼 CFO 藤原 和彦 |
要旨
決算説明会では、「2023年3月期 第3四半期 連結業績」について、社長の宮川より説明しました。
2023年3月期 第3四半期
連結業績
全社業績
- 2023年3月期 第3四半期累計売上高は4兆3,455億、前年同期比4%増。
- 営業利益は9,820億円、前年同期比22%増。当第3四半期にPayPay(株)の子会社化※1に伴う再測定益2,948億円を計上。
- 親会社の所有者に帰属する純利益は5,086億円、前年同期比21%増。
- 通期業績予想に対する第3四半期累計の進捗率は、売上高74%、営業利益94%、親会社の所有者に帰属する純利益94%と、計画通り進捗。
セグメント別業績
① コンシューマ事業
- 前年同期比1%増収、同17%減益。2021年春の通信料値下げによる影響などが影響。なお、通信料値下げによる減益影響は、2023年3月期 第1四半期以降縮小し始めており、2023年3月期を底に次年度以降は大幅な縮小を見込む。
- 営業利益の通期業績予想に対する第3四半期累計の進捗率は90%と順調に推移。
- スマートフォン累計契約数は前年同期末比7%増。また、第3四半期累計のスマートフォンおよび主要回線の純増数が前年同期比で大幅に改善。
- 当第3四半期より「PayPayカード ゴールド」の提供を開始。コンシューマ事業の販売チャネルを活用し「PayPayカード」の獲得を加速するとともに、モバイルの新規契約獲得の増加や解約抑止、eコマースの利用者や取扱高の拡大、金融ビジネスの決済取扱高(GMV)の拡大などのシナジー創出を図る。
② 法人事業
- 前年同期比4%増収、同3%増益。2022年3月期 第1四半期および2023年3月期 第2四半期に発生した一過性要因を除けば、9%の増益。
- ソリューション等が同13%増収と引き続き順調。
- ソリューション等売上のうち7割超を占める“継続収入”は前年同期比11%増。安定的な業績拡大に貢献。
③ 金融事業
(当第3四半期より新設)
- 前年同期比77%増収。PayPay(株)の子会社化※1やPayPayカード(株)の顧客基盤拡大に向けた戦略投資などが影響し減益するも、将来の成長に向けた先行投資として計画通りの進捗。
- PayPay(株)
- 2022年12月末時点の登録ユーザー数は5,400万人。
- 第3四半期累計の決済回数は37.5億回、決済取扱高(GMV)は5.7兆円。
- 第3四半期累計の売上高(単体)は898億円。EBITDA(単体)※2は138億円の赤字だが、前年同期比307億円改善。
- SBペイメントサービス(株)
- 第3四半期累計の決済取扱高(GMV)は4.8兆円。前年同期比26%増。特に当社グループ外の決済を含む非通信の領域がけん引、同領域は前年同期比40%増。
- PayPay証券(株)
- PayPayポイント運用サービスの累計運用者数が800万人を突破。
- PayPay(株)
④ ヤフー・LINE事業
- 前年同期比4%増収、同17%減益。主に成長に向けた採用強化に伴う費用の増加が影響。
- 経営の意思決定と統合シナジー創出の迅速化に向けた、Zホールディングス株式会社の経営体制の変更について説明。
- [注]
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- ※1当社とZホールディングス(株)が共同で設立する中間持株会社(Bホールディングス(株))を通じて子会社化しました。
- ※2営業利益に償却費を足し戻したもの。監査未了です。
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