2026年3月期 第1四半期
決算説明会 要旨
| 日時 | 2025年8月5日(火)午後4時~5時3分 |
|---|---|
| 登壇者 | ソフトバンク株式会社 代表取締役 社長執行役員 兼 CEO 宮川 潤一 ソフトバンク株式会社 取締役 専務執行役員 兼 CFO 藤原 和彦 |
要旨
決算説明会では、「2026年3月期 第1四半期 連結業績」について、社長の宮川より説明しました。
2026年3月期 第1四半期
連結業績
全社業績
- 2026年3月期 第1四半期の売上高は1兆6,586億円、前年同期比8%増。全セグメント増収。
- 一過性の影響※1を除いた営業利益は2,762億円、前年同期比6%増。(一過性の影響※1を含むベースでは2,907億円、前年同期比4%減。)3事業(エンタープライズ/ディストリビューション/ファイナンス)が増益。全セグメントが通期業績予想に対して順調に推移。
- 一過性の影響※1を除いた親会社の所有者に帰属する純利益は1,408億円、前年同期比1%増。(一過性の影響※1を含むベースでは1,453億円、前年同期比11%減。)
- 通期業績予想に対する第1四半期の進捗率は、売上高25%、営業利益29%、親会社の所有者に帰属する純利益27%と、順調な進捗。
セグメント別業績
① コンシューマ事業
- 前年同期比5%増収、同2%減益。
- セグメント利益の通期業績予想に対する第1四半期の進捗率は28%。通期での増益に向けて順調に進捗。
- スマートフォン累計契約数は前年同期末比3%増、同105万件増。
② エンタープライズ事業
- 前年同期比8%増収、同18%増益。ソリューション等が同13%増収と引き続き順調。
- 2025年5月、三井住友カード(株)とのデジタル分野における包括的な業務提携に合意。デジタルサービスや生成AI、決済領域での連携を通じて、革新的な顧客体験の創出を目指す。
③ メディア・EC事業
- 前年同期比2%増収、一過性の影響※1を除いたセグメント利益は同6%増益。(一過性の影響※1を含むベースでは同26%減益。)
④ ファイナンス事業
- 前年同期比23%増収、同137%増益。
- PayPay(株)の第1四半期の連結決済取扱高※2は前年同期比24%増の4.5兆円。連結EBITDA※3は同87%増の219億円。
- 2025年4月よりPayPay(株)の連結子会社となったPayPay銀行(株)では、グループシナジーを活用した預金・貸出金残高拡大のための取り組みを推進。
資金調達手段の多様化
- 2025年7月、当社初となる米ドル建て無担保普通社債(総額10億米ドル)を発行。幅広い投資家層を有する海外市場へのアクセスにより、資金調達手段の多様化を推進。
- [注]
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- ※1(営業利益)
2025年3月期 第1四半期:IPX Corporation(旧LINE Friends Corporation)、LINE NEXT Corporationおよびバリューコマース(株)の支配喪失に伴う利益
2026年3月期 第1四半期:LINE Bank Taiwan Limitedへの増資に伴う企業結合に伴う再測定による利益
(親会社の所有者に帰属する純利益)
2025年3月期 第1四半期:IPX Corporation(旧LINE Friends Corporation)、LINE NEXT Corporationおよびバリューコマース(株)の支配喪失に伴う利益、組織再編に伴う税務影響等
2026年3月期 第1四半期:LINE Bank Taiwan Limitedへの増資に伴う企業結合に伴う再測定による利益 - ※2IFRS。非監査。「PayPay残高」、「PayPayデビット」、「PayPay残高カード」、「PayPayクレジット」、「PayPayカード(物理カード)」、「VISAデビットカード」、「Alipay」、「LINE Pay」等経由の決済を含みます。ユーザー間での「PayPay残高」の「送る・受け取る」機能の利用、「VISAデビットカード」のキャッシュカード機能利用時のATM引き出し金額は含みません。PayPay(株)、PayPayカード(株)、PayPay銀行(株)の決済取扱高を合算し、内部取引を消去しています。
- ※3EBITDAは営業利益に減価償却費、減損損失、および固定資産除却損等を足して算出、IFRS。非監査。
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本資料は当社の2026年3月期 第1四半期業績の公表を目的としており、当社グループ各社の株式その他の有価証券について日本及びそれ以外の法域における勧誘を構成するものではありません。