プレスリリース 2018年

準天頂衛星「みちびき」により高精度な測位が可能な
サービスを法人向けに提供開始

~誤差約1.0mから1.8mで測位が可能~

2018年7月18日
ソフトバンク株式会社

ソフトバンク株式会社は、準天頂衛星「みちびき」を利用して高精度な測位が可能な「準天頂衛星対応トラッキングサービス」の提供を、2018年8月下旬から法人向けに開始します。

「準天頂衛星対応トラッキングサービス」は、ソフトバンクが開発した専用端末「マルチGNSS端末」を利用して、準天頂衛星独自のL1S補強信号を受信し、誤差約1.0mから1.8m※1の高い精度で測位できるサービスです。「マルチGNSS端末」で取得した位置情報は、LTEネットワークを利用してソフトバンクのIoTプラットフォームに送信され、パソコンやスマートフォンで簡単に確認できます。「マルチGNSS端末」は、1秒ごとの連続測位やあらかじめ設定した時刻の測位が可能で、現在の位置や過去の移動経路を高い精度で把握できるため、バスやタクシーの経路の最適化や、運送業の物流管理などに活用できます。さらに、屋内の位置を把握できるIMES(Indoor Messaging System)にも対応し、屋内外の移動をシームレスに把握して、高齢者などの見守りサービスにも活用することができます。

「マルチGNSS端末」の主な仕様

サイズ/重さ 90×61×29mm/約165g
受信可能信号 GPS、GLONASS、QZSS(準天頂衛星システム)、IMES
通信方式(周波数) FDD-LTE(900MHz、2.1GHz)
搭載センサー 加速度センサー、ジャイロセンサー、気圧センサー
内蔵バッテリー ポリマーリチウム電池 2,800mAh
バッテリー駆動時間 約4.5日※2
マルチGNSS端末
[注]
  1. ※1
    誤差は測位環境により増減します。
  2. ※2
    1分間に1回、測位を5秒間行い、LTEネットワーク経由でデータを送信した場合。なお、測位環境や電波状況により変動します。

「準天頂衛星対応トラッキングサービス」に関するお客さまからの問い合わせ先はこちらをご覧ください。

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