プレスリリース 2018年

菊池市とソフトバンクが
「地域活性化包括連携協定」を締結

2018年8月1日
菊池市
ソフトバンク株式会社

菊池市(市長:江頭 実、以下「菊池市」)とソフトバンク株式会社(本社:東京都港区、代表取締役 社長執行役員 兼 CEO:宮内 謙、以下「ソフトバンク」)は、協働により地方創生を実現し、持続的な地域の発展に貢献することを目的として、ソフトバンクとしては九州の自治体とはじめて「地域活性化包括連携協定」を締結しましたのでお知らせします。

包括連携協定の概要

1. 締結日

2018年8月1日

2. 目的

本協定は菊池市およびソフトバンク双方の資源を有効に活用した協働により、地方創生を実現し、持続的な地域の発展に貢献することを目的とします。
これまで菊池市とソフトバンクは、それぞれ、働き方改革の推進を図ってきましたが、ICTを活用したさまざまなサービスの利活用促進など、今後幅広い分野において相互連携を行い、協働を推進することで、地域の活性化および市民サービスの向上を図ります。

3. 連携事項

(1)ICTを活用した職員の働き方改革推進に関すること

ICTやRPAの利用で庁内働き方改革を推進

庁内のWi-Fiを整備し、先進のICTを活用して庁内のペーパーレス化を推進するとともに、RPAによる業務の効率化を目指します。

(2)災害に強いまちづくりに関すること

防災対策の推進

学校や避難所などのWi-Fiを整備するとともに、ソフトバンクのグループ会社との連携によりあらゆる災害の情報を収集できる防災対策を推進します。

(3)インバウンド観光推進に関すること

人流解析データの活用を推進

多言語対応観光クラウドプラットフォームなどの活用を検討し、地域の観光・グルメ・宿泊・お土産情報などのコンテンツや観光ガイドにより、外国人観光客に向けた利便性向上を目指します。

(4)ICTを活用した農業改革に関すること

農業IoTソリューションの推進

ICTを活用し最適な農作物の生育管理をデータ化するとともに、ベテランから若手へ農業技術を継承し、次世代を担う農業者の育成を目指します。

(5)ICTを活用した健康・高齢者の暮らしの改善推進に関すること

医療情報の利活用(メディカルネットワーク)、高齢者徘徊見守りネットワークの整備を推進

高齢者に優しいまちづくりを目指します。

(6)ICTを活用した子ども・青少年の教育・育成に関すること

2020年のプログラミング教育必修化に向けた育成環境作りの推進

地元の学生に対するプログラミング教育を推進し「論理的思考力」や「問題解決能力」を養える子どもや青少年の育成を目指します。

(7)その他両者が協議して必要と認めること

今後、地方創生の実現に向けて菊池市とソフトバンクが連携し、ICTを活用した新たな取り組みを目指します。

[注]
  • RPA(Robotic Process Automation:ロボティック・プロセス・オートメーション)は、ソフトウエアロボットにより業務プロセスを自動化することを指します。
  • SoftBankおよびソフトバンクの名称、ロゴは、日本国およびその他の国におけるソフトバンクグループ株式会社の登録商標または商標です。
  • その他、このプレスリリースに記載されている会社名および製品・サービス名は、各社の登録商標または商標です。