プレスリリース 2019年

自動航行に対応し、簡単にドローンを活用できるサービス「SoraSolution」を11月1日から提供開始

~ドローンやアプリケーション、導入・運用サポートなどをワンストップで提供~

2019年10月31日
ソフトバンク株式会社

ソフトバンク株式会社(以下「ソフトバンク」)は、自動航行や自動撮影に対応し、企業が簡単にドローンをビジネスに活用できる、法人向けのドローンサービス「SoraSolution(ソラソリューション)」の提供を、2019年11月1日から開始します。「SoraSolution」は、ドローンや操縦・管理用のアプリケーション、導入・運用サポートなどをワンストップで提供するサービスです。

「SoraSolution」を導入した企業は、ドローンを活用することで、線路、鉄塔、ビルなどの高所および建設現場での点検の効率化や確認作業の代替が可能になるため、幅広い業界・業種で業務効率の向上が図れます。なお、ソフトバンクはサービス開始に先駆けて、南海電気鉄道株式会社から検証場所の提供を受け、同社のグループ会社と共に、ドローンを活用して鉄橋や高架、線路を点検する実証実験を行っています。

ソフトバンクは今後、2020年度をめどにドローンで取得した画像データの自動解析による異常検知や、携帯電話のネットワークを利用したドローンの航行、センチメートル級の高精度測位を活用した航行・撮影などの機能を「SoraSolution」に順次追加し、人材不足をはじめ、さまざまな社会課題を解決する空のインフラ化を目指します。

「SoraSolution」の概要

1. ドローンについて

サービス開始時点は、導入企業がドローンを日常的に活用することを想定し、軽量(905g)かつ折りたたみ式のコンパクトな設計で携帯性に優れた、DJI製の「MAVIC 2 ENTERPRISE」を提供します。今後は夜間航行や測量、農業、物流での活用など、お客さまの多様なニーズに対応できるよう、ドローンのラインアップを拡充していく予定です。

2. アプリケーションについて

(1)自動航行機能

ドローンの航行ルートを事前に設定することで、ルートに沿った自動航行が可能です。また、複数の機体や複数の航行ルートを設定し、一元管理することができます。

自動航行機能

(2)自動撮影機能

航行ルートごとに事前に撮影ポイントを設定しておくことで、自動で静止画の撮影を行うことができます。

自動撮影機能

(3)画像ポータル機能

航行実績や撮影箇所および撮影画像を自動で記録し、管理画面から過去の記録を閲覧することができます。また、航行ルートに沿った番号がマップに自動で配置され、視覚的に分かりやすく画像を整理できる機能も搭載しています。

画像ポータル機能

(4)レポート機能

撮影画像にコメントを記入し、管理者と作業者で共有することが可能です。点検箇所の情報共有や、指定箇所への指示などに活用できます。

レポート機能

3. 提供開始日

2019年11月1日

4. 利用料金

初期費用:50万円~
(ドローンおよび操縦・管理用のタブレットなどの付属品の購入費用、初回ルート設定費用など)
月額費用:20万円~
(アプリケーションの利用料金、ストレージの利用料金、導入・運用サポート料金など)

[注]
  1. 消費税抜きです。モバイルデータ通信端末の費用や回線利用料金などが別途必要です。

5. サービスロゴ

6. サービスの詳細・お問い合わせ

「SoraSolution」サービスサイトをご参照ください。

  • SoftBankおよびソフトバンクの名称、ロゴは、日本国およびその他の国におけるソフトバンクグループ株式会社の登録商標または商標です。
  • その他、このプレスリリースに記載されている会社名および製品・サービス名は、各社の登録商標または商標です。