プレスリリース 2020年
米国でコネクテッドカーを利用した
道路インフラメンテナンス事業を展開する
「i-Probe Inc.」設立のお知らせ
2020年5月26日
パシフィックコンサルタンツ株式会社
株式会社オリエンタルコンサルタンツグローバル
ソフトバンク株式会社
パシフィックコンサルタンツ株式会社(以下「PCKK」)、株式会社オリエンタルコンサルタンツグローバル(以下「OCG」)およびソフトバンク株式会社(以下「ソフトバンク」)の3社は、米国において、コネクテッドカー※1を利用した道路インフラメンテナンス事業を展開するための合弁会社「i-Probe Inc.(アイプローブ)」(以下「IPI」)を設立しましたのでお知らせします※2。
本件は、2019年2月23日(日本時間)に、PCKK、OCGおよびソフトバンクの3社で締結した「コネクテッドカーを利用した道路インフラメンテナンス等に関わる技術・事業化検討に向けた相互協力に関わる覚書」に基づいて、事業化の検討を行い実現したものです。IPIは、PCKKおよびOCGが保有する国内外の公共インフラに関するノウハウと、ソフトバンクが保有するIoTなどに関するノウハウを活用して、米国の道路インフラの再生に貢献していきます。
米国では道路インフラのメンテナンスが急務となっており、メンテナンスの高度化や効率化に寄与する新たな技術が求められています。そこでIPIは、今後普及が見込まれるコネクテッドカーの各種センサーから得られるビッグデータを解析し、広範囲にわたる路面の損傷状況などをリアルタイムにマッピングして、米国の道路管理者(自治体)へ安価に提供する事業を展開します。
IPIは、米国で初めてコネクテッドカーを利用した路面損傷情報を提供する事業者として、全米の関係者から強く期待されており、既に米国の自治体ともパートナーシップ協定を締結しています。今後はこの協定に基づき、当該自治体において、共同でフィールドテストなどを実施していく予定です。
事業のイメージ
i-Probe Inc.概要
代表者 | 代表取締役社長 渡邊 眞道(パシフィックコンサルタンツ株式会社 理事) |
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所在地 | 1775 Tysons Blvd, Floor 5, Mclean, VA 22102 United States |
設立日 | 2019年8月14日 |
出資比率 | パシフィックコンサルタンツ株式会社 51% 株式会社オリエンタルコンサルタンツグローバル 25% ソフトバンク株式会社 24% |
事業内容 | 米国におけるコネクテッドカーを利用した道路メンテナンス等に係る事業の開発および展開 |
URL | https://i-probe-inc.com/ |
- [注]
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- ※1自動車に搭載されたセンサーが、ネットワークを経由してさまざまなものとつながる車のこと。
- ※2IPIは、2019年8月14日にPCKKが子会社として設立し、2020年3月31日にPCKK、OCGおよびソフトバンクからの増資を受けて合弁会社化されました。
- ※1
- SoftBankおよびソフトバンクの名称、ロゴは、日本国およびその他の国におけるソフトバンクグループ株式会社の登録商標または商標です。
- その他、このプレスリリースに記載されている会社名および製品・サービス名は、各社の登録商標または商標です。