プレスリリース 2021年

「ソフトバンク5Gコンソーシアム」を設立し、
5Gの活用を加速

~「5Gコンソーシアム会員」を本日から募集開始~

2021年6月1日
ソフトバンク株式会社

ソフトバンク株式会社(以下「ソフトバンク」)は、企業や自治体など、社会全体で5G(第5世代移動通信システム)の活用を加速させることを目指して「ソフトバンク5Gコンソーシアム」(以下「本コンソーシアム」)を設立し、本日から「5Gコンソーシアム会員」を募集します。

本コンソーシアムは、ソフトバンクとさまざまな領域の事業会社や5G関連パートナー、外部有識者などが連携して、各業界の課題を解決する5Gソリューションの実証実験と、商用化に向けた開発に取り組み、5Gの社会実装の加速を目指すものです。

なお、本コンソーシアムは、2019年2月14日に設立した法人パートナープログラム「ONE SHIP(ワンシップ)」※1内に設立します。

ソフトバンク5Gコンソーシアム

1. 背景

ソフトバンクは「Beyond Carrier」戦略を掲げ、通信事業基盤をより強固にすると同時に、最新テクノロジーを活用して産業のDX(デジタルトランスフォーメーション)化を推進し、社会課題の解決に取り組んでいます。5Gについては、2020年3月から商用サービスを開始し、2021年度内にスタンドアローン方式※2でのサービス提供や、2022年春に人口カバー率90%の実現を目指しています。これから5Gの本格的な普及期に入り、企業や自治体などにおける活用が加速度的に進む中、さまざまなニーズに対応する5Gソリューションを創出・普及させる基盤となるエコシステムの構築が必要となります。

2. 目的

5Gの活用ニーズが高い領域ごとに先進的なモデルケースを作り、それを基に実用性かつ汎用性が高い5Gソリューションの開発・商用化に取り組んでいきます。さらにその領域全体に当該ソリューションの展開を図り、5Gの普及と社会課題の解決を目指します。

3. 組織構成および実施内容

本コンソーシアムは、「ワーキンググループ」と「5Gコンソーシアム会員」の二つから成ります。ワーキンググループには、さまざまな領域の事業会社や5G関連パートナーがメンバーとして参加する他、アドバイザー(外部有識者)が協力し、それぞれの知見を生かして実証実験などを推進します。具体的には、五つの重点テーマのワーキンググループを設置し、実証実験などを通して5G活用のモデルケースを作り、その領域全体に展開できるソリューションの開発・商用化に取り組みます。5Gの導入を検討する企業や自治体などに加入していただく「5Gコンソーシアム会員」は、ワーキンググループの最新情報を受け取れる他、各種イベントへの参加が可能で、5Gの利用に関する理解を深めることができます。

組織構成および実施内容

ソフトバンクは、本コンソーシアムの運営の他、実証実験向けにソフトバンクの竹芝ラボ(東京)と5G X LAB OSAKA(大阪)の5G試験環境を提供します。また、ワーキンググループと共に、ソリューションの商用化に取り組んでいきます。

4. ワーキンググループのテーマ

設立当初は、5Gを活用するニーズが特に高いと考えられる「製造」「運輸」「建設」「医療」「スマートシティ」の五つを重点テーマとし、ワーキンググループを運営します。

5. 「5Gコンソーシアム会員」の募集

本日2021年6月1日から「5Gコンソーシアム会員」(会員費無料)を募集します。会員特典は下記の通りです。

  • 各ワーキンググループにおける実証実験や議論内容などの各種最新情報、5G関連の業界最新情報
  • 勉強会やワークショップなど各種イベントへの参加
  • 一部のワーキンググループへの参加(別途、事前審査が必要です)

申し込みの詳細は、こちらをご覧ください。

[注]
  1. ※1
  2. ※2
    5G NRの機能のうち、LTEとの連携をせず、5G NR単独で動作する機能を規定します。
  3. ※3
    手続きが完了次第、就任予定です。
  • SoftBankおよびソフトバンクの名称、ロゴは、日本国およびその他の国におけるソフトバンクグループ株式会社の登録商標または商標です。
  • その他、このプレスリリースに記載されている会社名および製品・サービス名は、各社の登録商標または商標です。