プレスリリース 2021年

宮崎県えびの市に携帯電話事業者3社による
臨時ショップを開設

2021年7月6日
えびの市
株式会社NTTドコモ
KDDI株式会社
ソフトバンク株式会社

SUSTAINABLE DEVELOPMENT GOALS

えびの市と株式会社 NTTドコモ、KDDI株式会社、ソフトバンク株式会社の携帯電話事業者3社(以下 協力キャリア)は、えびの市内における携帯電話サービスのサポートなどを確保するために、4者の共同歩調を基礎とした連携による携帯電話臨時ショップ(以下 臨時ショップ)を開設します。

少子高齢化および過疎化による人口減少に伴い、これまで民間事業者が支えてきた社会的資本が縮小しています。それはさまざまな分野で顕著となっており、特に日常生活において、年齢などを問わず必要不可欠な社会的資本ともいえる携帯電話などのサービスの窓口となる販売代理店など(以下 ショップ)が、えびの市にはありません。

近隣市町(小林市・人吉市など)のショップに赴くのは、自家用車で往復1時間以上の移動時間が必要であり、特に高齢者や障がい者などにとって、携帯電話などの機種変更・契約内容変更や新規契約、乗り換えのほか、特にスマートフォンなどの操作相談などが困難な状況にあります。

国が推進している「DX(デジタルトランスフォーメーション)」がさらに進展していくと予測される中、現状のままでは過疎地の高齢者や障がい者などがますます取り残されていくことが懸念されています。

えびの市と協力キャリアが連携し、官民一体となって「SDGs(持続可能な開発目標)」の「誰一人取り残さない」の基本理念に基づき本事業を展開することにより、過疎化対策や高齢者支援などさまざまな課題の解決を図り、地域情報化の推進に向けて取り組んでいきます。

なお、本事業の臨時ショップは、地方自治体と協力キャリアが共同歩調を基礎とした連携により開設されることから、同様の課題を持つ全国の過疎地域において、課題解決のモデルケースとなることを目指します。

1. 場所

JR 吉都線えびの駅(宮崎県えびの市大字栗下)

[注]
  1. 当該駅は、2013年に九州旅客鉄道株式会社から建物部分の有償譲渡をえびの市が受けた施設です。
    1912年に建築された木造建築物であり、2014年には国の登録有形文化財に登録されました。

2. 開始予定

2021年8月10日以降、協力キャリア毎に、原則として月あたり平日2日間(連続)を予定しています。
毎月10日から翌月9日の期間において、協力キャリアが単独で開設し、複数の協力キャリアが同日に開設することはありません。

  • (例)
    8月10日から9月9日の期間の場合(実際の開設日は変更になる場合があります)
    8月17日、18日 ソフトバンクの日
    8月19日、20日 auの日
    8月23日、24日 ドコモの日

3. 開設時間

原則午前10時から午後4時(協力キャリアの方針による)

4. サービス内容

携帯電話の機種・契約変更や新規契約、乗り換え、機器操作に伴う相談など

[注]
  1. DX(デジタルトランスフォーメーション):データとデジタル技術を活用して、企業や自治体などが戦略やサービス、プロダクト、業務フローなどを変革するとともに、業務そのものや、組織、プロセスなども改革し、競争上の優位性を確立すること。
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