プレスリリース 2022年
筑波大学とソフトバンク、
「日本の学校スポーツ改革」に関する連携協定を締結
2022年3月31日
国立大学法人筑波大学
ソフトバンク株式会社
国立大学法人筑波大学(学長:永田 恭介、以下「筑波大学」)とソフトバンク株式会社(代表取締役 社長執行役員 兼 CEO:宮川 潤一、以下「ソフトバンク」)は、「日本の学校スポーツ改革」に関する連携協定を、2022年3月31日に締結※しましたのでお知らせします。
近年、学校スポーツにおけるさまざまな課題が顕在化してきています。小学校では、1人の教員が全教科を担当しているケースが多く、体育の授業で専門指導者のような適切な指導を行えないことが、スポーツに苦手意識を持つ児童を生み出す原因の一つになっています。また、中学校や高校の部活動において、競技経験がないにもかかわらず部活動の顧問をせざるを得ない教員がいる他、部活動に代わって、専門指導者がいる民間スポーツチームなどへのニーズが高まっているものの、身近に民間スポーツチームがないといった地域格差や、民間スポーツチームでは大会出場権がない場合があるといった各種規定が課題になっています。学校スポーツのさらなる発展のためには、これらの課題解決に加えて、地域の住民・企業が競技指導や資金面で支援できる体制の構築など、学校を拠点とした地域コミュニティーの創生が重要です。
筑波大学とソフトバンクは、こうした背景を踏まえ、学校スポーツにおける課題解決とさらなる発展に向けて連携協定を締結することになりました。部活動のDX(デジタルトランスフォーメーション)を推進するスポーツ支援サービス「AIスマートコーチ」の提供など、ICT(情報通信技術)を活用した学校スポーツのサポートや、学校スポーツを通した地域の発展および情報発信の強化など、広範にわたって連携を図り、相互の人的・知的・物的資源を活用することで、「日本の学校スポーツ改革」の実現に向けて取り組んでいきます。
- [注]
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- ※筑波大学アスレチックデパートメントとソフトバンクが連携協定を締結しました。
- ※
1. 締結日
2022年3月31日
2. 協定の内容
- (1)
スポーツDXを活用した学校スポーツ支援に関すること
- (2)
スポーツを通じた学校・地域の発展および活性化に関すること
- (3)
行政との連携と情報発信の強化に関すること
- (4)
その他、筑波大学とソフトバンクが必要と認める事項に関すること
「日本の学校スポーツ改革」に関する連携協定式など(2022年3月31日開催)
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資料 |
- SoftBankおよびソフトバンクの名称、ロゴは、日本国およびその他の国におけるソフトバンクグループ株式会社の登録商標または商標です。
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