プレスリリース 2022年
ICTを活用して障がい児の学習・生活支援を行う
「魔法のプロジェクト」の2022年度の協力団体を選考
~地方自治体を含む45団体に合計171台のタブレットや「Pepper」などを貸し出し~
2022年4月27日
ソフトバンク株式会社
東京大学先端科学技術研究センター
ソフトバンク株式会社(本社:東京都港区、代表取締役 社長執行役員 兼 CEO:宮川 潤一)と、東京大学先端科学技術研究センター(所在地:東京都目黒区、所長:杉山 正和)に設置されている寄付研究部門「個別最適な学び研究」は、ICT(情報通信技術)を活用して障がい児※1の学習・生活支援を行う実践研究プロジェクト「魔法のプロジェクト~特別支援教育ICTゼミ2022~」※2に協力していただく団体を選考しました。2022年4月から2023年3月までの1年間、地方自治体を含む全国の特別支援学校、特別支援学級および通常学級など45団体に、合計171台のタブレットやスマートフォン、人型ロボット「Pepper」※3、スマートスピーカー、電子書籍リーダーなどを無償で貸し出して、所属する児童・生徒・学生と教員などの2人1組、計49組に活用していただきます。なお、地方自治体(教育委員会)単位での参加※4も受け付けており、2022年度は北海道教育委員会、森町教育委員会、戸田市教育委員会、白岡市教育委員会、南あわじ市教育委員会および新居浜市教育委員会が参加します。
「魔法のプロジェクト~特別支援教育ICTゼミ2022~」の協力団体
北海道 | 北海道教育委員会(北海道札幌視覚支援学校、北海道函館盲学校、北海道旭川盲学校、北海道帯広盲学校)、森町教育委員会(森町立砂原中学校)、北海道紋別高等養護学校、北海道岩見沢高等養護学校 |
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青森県 | 青森県立青森聾学校 |
宮城県 | 仙台市立八乙女中学校、大衡村立大衡小学校 |
秋田県 | 秋田県立比内支援学校かづの校 |
山形県 | 山形県立山形養護学校 |
福島県 | いわき市立中央台北小学校、福島県立いわき支援学校くぼた校 |
群馬県 | 群馬県立太田フレックス高等学校、太田市立尾島小学校 |
埼玉県 | 戸田市教育委員会(戸田市立戸田南小学校)、白岡市教育委員会(白岡市立南中学校) |
千葉県 | 千葉市立末広中学校、千葉県立東金特別支援学校 |
東京都 | 武蔵野市立千川小学校、東村山市立萩山小学校、東京都立八王子西特別支援学校、東京都立花畑学園、東京学芸大学附属特別支援学校 |
神奈川県 | 神奈川県立みどり養護学校、神奈川県立平塚養護学校 |
山梨県 | 山梨県立あけぼの支援学校 |
長野県 | 長野県稲荷山養護学校 |
岐阜県 | 岐阜県立岐阜希望が丘特別支援学校 |
静岡県 | 函南町立東小学校、富士市立吉原第三中学校 |
愛知県 | 春日井市立北城小学校 |
大阪府 | 大阪府立寝屋川支援学校、大阪府立思斉支援学校、東大阪市立成和小学校、茨木市立茨木小学校 |
兵庫県 | 南あわじ市教育委員会(南あわじ市立市小学校) |
広島県 | 広島市立己斐上中学校 |
山口県 | 山口県立山口総合支援学校、山口県立宇部総合支援学校 |
香川県 | 香川県立高松養護学校 |
愛媛県 | 新居浜市教育委員会(新居浜市立高津小学校、新居浜市立西中学校) |
福岡県 | 北九州市立小倉総合特別支援学校、北九州市立八幡西特別支援学校 |
大分県 | 大分県立別府支援学校 |
沖縄県 | 沖縄県立那覇みらい支援学校、沖縄県立大平特別支援学校 |
「魔法のプロジェクト」では、特別支援教育の教員養成課程を持つ教育機関との連携を進めています。2022年度は、香川大学や宇都宮大学などと連携して、「魔法のプロジェクト」の夏季セミナーが教員養成課程の大学生や専門職大学院生向けの集中授業として含まれる予定です。
ソフトバンク株式会社と、東京大学先端科学技術研究センターに設置されている寄付研究部門「個別最適な学び研究」は、今後も最新のICTを活用して、学習や生活、就労に対して困難を抱える児童・生徒や学生などが自身の持てる力を引き出すことを支援するとともに、特別支援教育にICTを活用できる教員の輩出と実践研究成果を普及させる活動に取り組み、障がい児の社会参加の機会を促進していきます。
「魔法のプロジェクト~特別支援教育ICTゼミ2022~」とは
「魔法のプロジェクト」は、特別支援学校や特別支援学級、通常学級に所属する児童・生徒と教員などに、タブレットや人型ロボット「Pepper」、スマートスピーカー、電子書籍リーダーなどのICT機器を1年間無償で貸し出して学校や家庭において活用していただき、その実践事例を研究・公開することで、障がい児の学習・生活支援を促進することを目的としています。2009年度から開始した「魔法のプロジェクト」では、これまで延べ700校以上に実践研究にご協力いただきました。
- [注]
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- ※1認知やコミュニケーションに困難がある障がい児、自閉症、読み書き障がい、知的障がい、肢体不自由、聴覚障がいなどを含みます。障がいの種別は問いません。
- ※2「魔法のプロジェクト~特別支援教育ICTゼミ2022~」の開始については、2022年1月19日にプレスリリースを実施しています。
- ※3ソフトバンクロボティクス株式会社が運営する「Pepper 社会貢献プログラム ソーシャルチャレンジ」の一環として、社会課題解決支援のためにこのプロジェクトに無償貸与される人型ロボット「Pepper」を活用しています。
- ※4地方自治体が主導して、専門性の高い教員の育成や特別支援教育の質の向上を図れるよう、2020年度から、学校単位だけではなく、教育委員会を含む地方自治体が、複数の学校を取りまとめて応募することが可能になりました。
- ※1
- SoftBankおよびソフトバンクの名称、ロゴは、日本国およびその他の国におけるソフトバンクグループ株式会社の登録商標または商標です。
- その他、このプレスリリースに記載されている会社名および製品・サービス名は、各社の登録商標または商標です。