プレスリリース 2022年

高齢者のフレイル予防に向けた実証実験を開始

~ウォーキングの習慣化を応援するフレイル予防アプリ「うごくま」を活用~

2022年5月20日
ソフトバンク株式会社

ソフトバンク株式会社(以下「ソフトバンク」)は、高齢者のフレイル※1予防に向けた取り組みとして、ウォーキングの習慣化を応援するスマートフォン(スマホ)向けの新アプリ「うごくま」を活用した実証実験を、埼玉県のふじみ野市と鳥取県の江府町と連携して、2022年6月8日から開始します。

高齢者のフレイル予防に向けた実証実験を開始

フレイルは、加齢により心身が老い衰えた状態ですが、ウォーキングをはじめとする運動の習慣化で予防・改善が期待できるとされています。しかし、誰からの励ましもなくウォーキングを習慣化することは難しいと感じる高齢者が多く、習慣化には誰かが気にかけてくれるという励みが効果的であることが分かりました※2。こうした状況を踏まえ、このたびウォーキングの習慣化を応援する「うごくま」を開発し、「うごくま」によるウォーキングの習慣化やフレイル予防の有効性について実証実験を行うこととなりました。

実証実験は、ふじみ野市と江府町と共に開催するスマホ教室を通して行います。スマホ教室の参加者に「うごくま」を一定期間ご利用いただき、参加者のアプリから集計した歩数データやフレイルチェック機能で判定したフレイル状態のデータ、参加者への健康意識に関するアンケートを基に効果検証を行います。

今回開発したフレイル予防アプリ「うごくま」は、クマのキャラクター「うごくま」との会話機能を実装しており、「うごくま」が利用者を褒めたり励ましたり、相互にコミュニケーションを取ることで、ウォーキングの習慣化につながる励みを醸成します。会話のシナリオは、老年学とリハビリテーションを専門とする、筑波大学の山田 実教授の監修の下、約380パターンを収録しました。“相棒らしさ”“褒める”“気付かせる”などの会話コンセプトに基づき、「うごくま」が利用者に寄り添ったコメントをします。

実証実験では、スマホ教室で「うごくま」の使い方を説明するとともに、スマホの基本的な操作を学べる講座を開催し、安心して「うごくま」をご利用いただけるようにサポートします。さらに、スマホ教室で「うごくま」の使い方を学んだ後の実践の場として、ウォーキングイベントを開催する予定です。

実証実験の概要

1. 目的

ウォーキングの習慣化を応援するフレイル予防アプリ「うごくま」による、ウォーキングの習慣化やフレイル予防の有効性について検証を行います。

2. 参加自治体

  • ふじみ野市
  • 江府町

3. 対象者

各自治体に在住の65歳以上の方で、スマホ教室へお申し込みいただいた方

4. 内容

  • ふじみ野市
    スマホの基本的な操作方法と、「うごくま」の使い方を学べるスマホ教室をセミナー講師※3が実施します。
  • 江府町
    スマホの基本的な操作方法と、「うごくま」の使い方を学べるスマホ教室をスマホアドバイザーが実施します。その後、実践の場としてウォーキングイベントを開催する予定です。

5. 期間

  • ふじみ野市
    2022年6月30日~2023年1月末予定
  • 江府町
    2022年6月8日~2023年1月末予定

6. 参加方法

各自治体からご案内

「うごくま」の概要

1. 内容

ウォーキングの習慣化を応援するフレイル予防アプリです。フレイルチェック機能や、歩数・歩行距離・消費カロリー計測機能、キャラクターとの会話・コメント機能など、さまざまな機能を使いながらウォーキングを無理なく楽しむことができます。

主な機能

フレイルチェック機能※4 歩数・歩行距離・消費カロリー計測機能※5 キャラクターとの会話・コメント機能
全25問の診断機能で、3カ月ごとに実施します。診断結果の振り返りでは、生活で気を付けるポイントを発見し、日々の行動を見直すきっかけにつなげることができます。 歩数や歩行距離、消費カロリーが分かります。日別・週別・月別でデータを表示させることができるため、頑張りの蓄積が目に見える形になっています。 運動状況や目標歩数の達成状況、フレイルチェックの結果などに応じて、キャラクターがコメントをします。相互にコミュニケーションを取ることが可能です。
フレイルチェック機能
歩数・歩行距離・消費カロリー計測機能
キャラクターとの会話・コメント機能

2. 利用方法

各自治体からご案内

3. 利用料金

無料

4. 対応OS

  • Android™ 8以上
  • iOS 14以上

5. 提供開始時期

2022年6月上旬から実証実験の参加者へ提供予定

6. 提供対象者

実証実験の参加者※6

[注]
  1. ※1
    要介護状態と健康の間に位置して、身体や認知機能が低下した虚弱状態。
  2. ※2
    当社調べ(2021年3月26日から28日に実施、60代、70代のスマホ利用者)。
  3. ※3
    総務省指定の研修を受講し、デジタル活用支援員として認定されているソフトバンクの社員の総称。
  4. ※4
    「介護予防のための生活機能評価に関するマニュアル」分担研究班「介護予防のための生活機能評価に関するマニュアル(改訂版)」を基に作成。
  5. ※5
    医薬基盤・健康・栄養研究所 改訂版「身体活動のメッツ(METs)表」から引用。
  6. ※6
    アプリの利用には専用コードが必要になります。
  • SoftBankおよびソフトバンクの名称、ロゴは、日本国およびその他の国におけるソフトバンクグループ株式会社の登録商標または商標です。
  • その他、このプレスリリースに記載されている会社名および製品・サービス名は、各社の登録商標または商標です。