アジア太平洋地域における
グローバルIoT事業の本格展開について

ソフトバンク株式会社（以下「ソフトバンク」）は、アジア太平洋（APAC）地域において、グローバルIoT事業を2023年10月から本格展開します。日本を含む19カ国・地域において、独1NCE（ワンス）社の格安グローバルIoT回線サービス「1NCE IoTフラットレート」を中心としたIoT（Internet of Things、モノのインターネット）サービスの販売に注力し、2025年度中にAPAC地域全体で「1NCE IoTフラットレート」の回線契約数200万件を目指します。

ソフトバンクは「Beyond Carrier」戦略の下、従来の通信事業者の枠を超えて、幅広い産業分野における新規事業の創出や、各業界のDX（デジタルトランスフォーメーション）に取り組んでいます。IoT領域においては、2022年4月に1NCE社へ出資し、APACの19カ国・地域において同社の「1NCE IoTフラットレート」の独占販売権を取得しています。「1NCE IoTフラットレート」は、圧倒的な低料金や、追加料金なしで160以上の国・地域でローミングサービスが利用できる利便性などを強みに、ポケトーク株式会社をはじめ日本で多くの顧客の支持を得ています。

これまでソフトバンクは、日本市場を中心に「1NCE IoTフラットレート」を販売してきましたが、IoT事業のグローバル展開を本格的に進めるべく、APACの19カ国・地域で拡販を行います。具体的には、APAC地域にある海外拠点（9カ国・地域の22拠点）のIoTの営業担当者を4倍に増加する他、1NCE社と共同で法人向けオンラインショップの開設や、広告をはじめとするマーケティング施策の強化を進めます。

また、この取り組みの一環として、ソフトバンクのIoTプラットフォームを活用したスマートメーター関連ソリューションの提案などを行い、各国・地域のさまざまな産業の課題解決を幅広くサポートする体制を構築します。ソフトバンクは、グローバルIoT事業を起点に、APAC地域を中心とした事業の拡大に取り組み、「Beyond Japan」を推進していきます。

ソフトバンクの常務執行役員で、法人事業統括 グローバル事業担当の野崎 大地は次のように述べています。

「このたび、APAC地域においてIoT事業を本格的に展開できることを非常にうれしく思っています。これまでソフトバンクは日本国内を中心にIoTサービスを提供し、さまざまな業界におけるDXの推進に貢献してきました。今後は、1NCE社をはじめとする強力なビジネスパートナーと連携し、日本市場で培ったノウハウをAPAC地域に本格展開することで、地域全体のデジタル化や社会課題の解決に貢献していきます」

「1NCE IoTフラットレート」の詳細とお客さまからの問い合わせ先は、下記をご参照ください。
https://tm.softbank.jp/business/1nce/
https://1nce.com/en-ap/

• SoftBankおよびソフトバンクの名称、ロゴは、日本国およびその他の国におけるソフトバンクグループ株式会社の登録商標または商標です。
• その他、このプレスリリースに記載されている会社名および製品・サービス名は、各社の登録商標または商標です。