プレスリリース 2023年

スマホの契約数が3,000万件を突破

2023年11月8日
ソフトバンク株式会社

ソフトバンク株式会社(以下「当社」)は、スマートフォン(スマホ)の契約数(以下「スマホ契約数」)※1が2023年11月6日に3,000万件を突破し、2020年8月から掲げてきた「2023年度にスマホ契約数3,000万件を目指す」という目標を達成しましたのでお知らせします。

当社は、スマホ契約数の増加を企業価値向上の原動力と考え、KPI(重要業績評価指標)の一つとして重視しています。そのため、シンプルで画期的な料金プランやグループシナジーを生かした取り組み、多彩な機種ラインアップ、最新技術を活用した通信ネットワーク品質の安定・向上など、お客さまのニーズにいち早く応えるさまざまな取り組みを行い、スマホ市場をけん引してきました。主な取り組みは下記の通りです。

[注]
  1. ※1
    “ソフトバンク”、“ワイモバイル”、“LINEMO(ラインモ)”および“LINEモバイル”の契約数の合算。法人契約を含む。

マルチブランド戦略で多様化するお客さまのニーズに対応

大容量データ利用者や「PayPay」をよく利用される方向けの“ソフトバンク”に加え、2014年8月には小・中容量データ利用者向けの“ワイモバイル”や、2021年3月にはオンライン専用の“LINEMO(ラインモ)”のサービスを開始し、マルチブランド戦略で多様化するお客さまのニーズにお応えしてきました。直近の取り組みとしては、“ソフトバンク”の新料金プランとして、“魔法のようにポイントが貯まる!”をコンセプトに「PayPay」(残高/クレジット)での決済で、プランに応じてPayPayポイント※2を付与する「ペイトク」や、“ワイモバイル”の新料金プランとして、高速データ通信をより多く楽しみたいというお客さまのニーズにお応えする「シンプル2」の提供を、2023年10月に開始しています。

[注]
  1. ※2
    PayPayポイントは出金・譲渡不可です。PayPayポイントは、PayPay公式ストア、PayPayカード公式ストアでも利用可能です。

グループシナジーを生かした取り組み

グループシナジーを生かした取り組みとして、“ソフトバンク”と“ワイモバイル”のスマホ利用者向けに、2017年2月から順次「Yahoo!プレミアム」(2023年11月29日から「LYPプレミアム」にアップグレード予定)を追加料金なしでご利用いただけるようにしている他、“ソフトバンク”のスマホ利用者には、対象の加盟店で「PayPay」で支払うと、最大半額相当のPayPayポイントが戻ってくる※3「スーパーPayPayクーポン」を、2021年10月から提供しています。

[注]
  1. ※3
    対象加盟店によって対象曜日、付与率が異なり、付与上限、回数、期間の条件があります。

多彩な機種ラインアップ

2008年7月の「iPhone 3G」の販売開始以来、スマホ市場を開拓してきました。さらに Google Pixel シリーズのスマホや、スマホ初心者でも使いやすい「シンプルスマホ」、“ワイモバイル”の「かんたんスマホ」シリーズなど Android™ 搭載スマホのラインアップも拡充することで、スマホ利用者の一層の拡大に努めてきました。

通信ネットワーク品質の安定と向上

「iPhone 3G」の販売開始を皮切りにスマホの普及が進み、移動通信システムも3Gから4G、5Gへと進化する中で、スマホの利用目的はソーシャルメディアや決済、大容量の動画の視聴などへと多様化してきました。こうした変化に伴ってトラフィックが爆発的に増加する中で、安定した品質の通信サービスを提供するために、基地局の設置をはじめとしたネットワークの整備を継続的に進めており、現在では5G※4の基地局数は7万局を超え、人口カバー率※5は92%を超えています(2023年9月末時点)。また、最新の技術の導入にも積極的に取り組んでおり、2016年9月には5Gの要素技術の一つである「Massive MIMO」の商用サービスを、世界で初めて提供しました※6。現在は、ビッグデータやAI(人工知能)を活用したネットワーク品質の解析なども取り入れ、「お客さまの体感」を重視した品質の維持と向上に取り組んでいます。

[注]
  1. ※4
    高速大容量5G(新周波数)は、限定されたエリアで提供しています。詳しくはサービスエリアマップをご覧ください。
  2. ※5
    人口カバー率は、国勢調査に用いられる約500m区画において、50%以上の場所で通信可能なエリアを基に算定。
  3. ※6
    当社調べ(2016年9月8日時点)。

全ての人がデジタル化の恩恵を享受できるようスマホの活用を推進

スマホの活用を推進し、全ての人がデジタル化の恩恵を享受できるようにするため、サポート専門の認定ショップスタッフ「スマホアドバイザー」制度や、キャリアを問わずどなたでも無料で参加できるスマホ教室などの取り組みを実施しています。2022年4月からは、スマホ教室の開催が困難な地域へ出張する移動型スマホ教室のための車両「スマホなんでもサポート号」の運用を開始しました。また、お客さまの声の把握やNPS®(ネット・プロモーター・スコア)※7の向上の推進にも継続的に取り組み、2022年度は約516万件のお客さま満足度アンケートの回答を集めました。お客さまからのご意見・ご要望は、より良いサービスの提供や業務の改善に生かしています。

[注]
  1. ※7
    顧客ロイヤルティーを測る指標。

当社は環境と社会、ガバナンスを重視するESG経営を掲げ、持続可能な社会づくりに貢献するためのコンセプト「すべてのモノ、情報、心がつながる世の中を」の下、取り組むべき六つのマテリアリティ(重要課題)を特定しています。このたび達成したスマホ契約数3,000万件は、マテリアリティの一つである「人・情報をつなぎ新しい感動を創出」の推進を代表するKPIでもあります。

当社は、今後もより多くの人々に便利で豊かな新しいライフスタイルを提供するため、スマホの普及を推進していきます。

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