プレスリリース 2024年
ソフトバンクとノキア、
AI-RANと6Gの実現に向けて共同研究開発を開始
2024年9月11日
ソフトバンク株式会社
ソフトバンク株式会社(以下「ソフトバンク」)はNokia Corporation(以下「ノキア」)と、AI-RAN※1と6G(第6世代移動通信システム)の実現に向けた共同研究開発に関する覚書を、2024年9月10日に締結しました。この契約に基づき、両社はAI(人工知能)を活用した通信システムプラットフォームの共同開発および最先端の通信技術の共同研究開発を開始します。具体的には、ノキアのvRAN(virtualized Radio Access Network)プラットフォームを用いたAI-RANの開発や、6G向けの電波として期待されるセンチメートル波※2を用いた実証実験などを共同で行う予定です。
AI-RANと6Gによって実現される次世代の通信システムは、われわれの社会と経済に革新的な変化をもたらす可能性を秘めています。より高速で柔軟性が高く、広範にわたる接続性を提供することで、スマートシティの実現や産業の自動化、さらには新たなビジネスモデルの創造を可能にします。
ソフトバンクが通信事業者として培ってきた通信ネットワークの知識や豊富な知見と、世界をリードする通信ネットワーク技術企業であるノキアの知見を活用することで、次世代通信システムの先駆的な開発を共同で推進し、さらなるイノベーションを加速していきます。これにより、次世代のソリューションを通して、効率的で高速な信頼性の高い通信ネットワークを提供し、デジタル社会の発展に寄与します。
ソフトバンクは、この共同研究開発を通してAI-RANと6Gの実用化に向けたノウハウを蓄積し、デジタル社会の課題に対応することで、通信事業の発展に貢献していきます。
- [注]
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- ※1AI-RAN(Artificial Intelligence Radio Access Network)とは、AIと無線アクセスネットワーク(RAN)の融合により、次世代のモバイルネットワークを実現する技術のこと。
- ※2センチメートル波とは、波長が1cmから10cmの電波(周波数では3GHzから30GHz)のこと。特に3GPPでFR3と呼ばれる7GHzから24GHzが次の新しい周波数として期待されている。
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