プレスリリース 2025年
「DXグランプリ2025」に選定
2025年4月11日
ソフトバンク株式会社
ソフトバンク株式会社(以下「ソフトバンク」)は、経済産業省および東京証券取引所、独立行政法人情報処理推進機構(以下「IPA」)が選定する「デジタルトランスフォーメーション銘柄2025」(以下「DX銘柄2025」)において、DXグランプリ企業に選定されました。ソフトバンクがDXグランプリ企業に選定されたのは、今回が初めてです。また、DX銘柄に選定されたのは、5年連続となります。

「DX銘柄2025」には31社が選定され、その中からソフトバンクを含む2社がDXグランプリ企業に選定されました。ソフトバンクは、DX(デジタルトランスフォーメーション)推進において、特にデジタル・AI(人工知能)人材の育成やスキル向上の取り組みといったDXの実現能力の高さ、既存ビジネスモデルの業務効率化および高度化の圧倒的な規模感、さらにIR活動をはじめステークホルダーに対する情報発信の積極性など、企業のDX支援や社会的なDXに向けた取り組みが高く評価されました。
ソフトバンクは、経営理念である「情報革命で人々を幸せに」の実現に向けて、「デジタル化社会の発展に不可欠な次世代社会インフラを提供する企業」を目指す、という長期ビジョンを、2023年5月に公表しました。この次世代社会インフラの構築に向けて、分散型AIデータセンターやAIとの共存社会を支えるデジタルインフラの構築などに取り組んでいます。また、全ての人がデジタルの恩恵を受ける機会を与えられる「誰一人取り残さない」デジタル社会の実現を目指し、さまざまな業界のパートナー企業や自治体と連携した取り組みや、ソフトバンクのグループ会社が持つ顧客との接点を生かしたサービスの展開などを行っています。
DXに関する取り組み事例
1. デジタル・AI人材育成に向けた取り組み
AIとの共存社会を実現する次世代社会インフラの提供に向けて、人材確保や育成を行うとともに、挑戦・活躍できる成長機会の提供や、社内で生成AIを活用する風土の醸成をすることで、テクノロジーの利活用を促進し、新たな価値を生み出す挑戦的な企業文化を構築しています。2024年度からは注力事業に必要なデジタル人材の配置を促進すべく、リスキリングとジョブポスティング制度を掛け合わせた「育成型ジョブポスティング制度」を100人規模で実施し、内部の人的資本を活用して事業推進に必要なデジタル人材の配置・育成を行っています。
2. 既存ビジネスモデルの業務効率化および高度化
通信インフラの構造そのものを変え、処理能力・計算能力を飛躍的に向上させるためのデジタルインフラの構築を目指し、AI搭載の基地局(AI-RAN)やデータセンターなどの基盤インフラの高度化を推進しています。生成AI事業については、Perplexityとの戦略的提携を締結した他、エンタープライズ事業においては、2024年9月時点で700社以上の法人顧客・自治体に対して生成AI関連サービスの提供・導入支援をしています。
3. 社会課題の解決を目指す新規ビジネスモデルの創出
金融、医療・ヘルスケア、社会インフラ、保険、物流やスマートシティなどの領域において、共創パートナーと共に事業開発を進めています。生成AIの取り組みは、2024年11月に日本語に特化した国産の大規模言語モデル(LLM)の開発を行う子会社のソフトバンクの子会社のSB Intuitions株式会社(エスビーインテュイッションズ)が、4,000億規模のパラメーターを持つ精度の高い日本語LLMを公開しました。
DX銘柄について
DX銘柄は、経済産業省、東京証券取引所およびIPAが、東京証券取引所に上場している企業の中から、企業価値の向上につながるDXを推進するための仕組みを社内に構築し、優れたデジタル活用の実績が表れている企業を選定するものです。DX銘柄選定企業の中から、“デジタル時代を先導する企業”としてDXグランプリ企業が選定されます。
- SoftBankおよびソフトバンクの名称、ロゴは、日本国およびその他の国におけるソフトバンクグループ株式会社の登録商標または商標です。
- その他、このプレスリリースに記載されている会社名および製品・サービス名は、各社の登録商標または商標です。