プレスリリース 2013年

ICTを活用して障がい児の学習・生活支援を行う
「魔法のランププロジェクト」協力校を募集~特別支援学校への携帯情報端末の貸し出しや、ICT活用セミナー、研修会を実施し、
さらに活用事例の啓発・普及を目指す~

2013年1月21日
東京大学先端科学技術研究センター
ソフトバンクモバイル株式会社
株式会社エデュアス

東京大学先端科学技術研究センター(所在地:東京都目黒区、所長:中野 義昭)、ソフトバンクモバイル株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長 兼 CEO:孫 正義、以下「ソフトバンクモバイル」)、ソフトバンクグループで教育事業を担う株式会社エデュアス(本社:東京都港区、代表取締役社長:藤井 宏明、以下「エデュアス」)は、携帯情報端末を活用した障がい児※1の学習・生活支援を行う「魔法のランププロジェクト」の協力校の募集を本日より開始します。本プロジェクトは、協力校にスマートフォンやタブレット端末を一定期間無償で貸し出して教育現場や日常生活の場などで活用いただき、具体的な事例を研究・公開するものです。協力校には校内、地域でのICT活用セミナーや研修会の実施を推進いただくことにより、障がい児の学習を支援する「学習のバリアフリー」をさらに促進していきます。

本プロジェクト「魔法のランプ」という名称には、携帯情報端末を活用して障がいのある子どもたちを支援していくことが、子どもたちの未来を照らし出す道しるべになってほしいという願いが込められています。「魔法のランププロジェクト」は、2009年から東京大学先端科学技術研究センターとソフトバンクグループが行ってきた、携帯電話を活用した障がい児の学習支援「あきちゃんの魔法のポケットプロジェクト」、iPadを活用した障がい児の学習支援「魔法のふでばこプロジェクト」、支援を学習の場だけでなく生活の場に広げた「魔法のじゅうたんプロジェクト」※2の成果を生かし、発展させたもので、これまでのプロジェクトの集大成となります。今後は、これらの一連のプロジェクトの研究成果を広く知っていただくために、全国各地で一般向けのセミナーを開催するほか、引き続き、現場で指導にあたる教員向けの研修会、活用事例集や活用事例動画などの作成といった啓発活動も充実させていきます。

東京大学先端科学技術研究センター、ソフトバンクモバイルおよびエデュアスは、今後も携帯電話やタブレット端末をはじめとした携帯情報端末の活用により、障がい児の社会参加の機会促進を目指していきます。

今回の募集に関する詳細は以下のとおりです。

1. 目的

特別支援学校・学級および日常生活における携帯情報端末活用事例研究「魔法のランププロジェクト」において、協力校の支援と、その成果を広く普及することを目的に実施します。

2. 募集概要

応募可能な学校 日本国内の特別支援学校(障がいの種別、公立・私立は問いません)
募集期間 2013年1月21日午後3時~2月25日午後5時
応募方法・詳細
選考結果 2013年3月中旬までに、各応募者に通知します。
貸出期間 2013年4月~2014年3月末(1年間)

協力校には各地域にて、活用事例を発表する研修会を任意で実施いただく予定です。

[注]
  • Apple、Appleのロゴは、米国および他国のApple Inc.の登録商標です。iPadはApple Inc.の商標です。
  • SOFTBANKおよびソフトバンクの名称、ロゴは、日本国およびその他の国におけるソフトバンク株式会社の登録商標または商標です。
  • その他、本プレスリリースに記載されている会社名および商品・サービス名は各社の登録商標または商標です。
  • プレスリリースに掲載されている内容、サービス/製品の価格、仕様、お問い合わせ先、その他の情報は、発表時点の情報です。その後予告なしに変更となる場合があります。また、プレスリリースにおける計画、目標などはさまざまなリスクおよび不確実な事実により、実際の結果が予測と異なる場合もあります。あらかじめご了承ください。