プレスリリース 2016年

SLA99.999%を保証する次世代クラウドサービス
「ホワイトクラウド ASPIRE」の提供開始について

2016年7月22日
ソフトバンク株式会社

ソフトバンク株式会社(以下「ソフトバンク」)は、高信頼かつ高性能を実現するキャリアグレードの企業向けクラウドサービス「ホワイトクラウド ASPIRE(Accelerated Service Platform for the Information Revolution:アスパイア)」(以下「ASPIRE」)について、2016年8月8日から申し込みの受け付けを開始します。

ハイブリッドクラウドの普及に伴い、企業が導入するクラウドサービスの基盤には、基幹システムと同等の信頼性と高性能が求められています。またクラウドシステム運用は従来のシステムリソースの更改や増減などネットワークも含めて高度化しており、運用担当者の業務負担は増加傾向にあります。

「ASPIRE」は、VMwareが提供する仮想化技術を採用し、仮想化基盤を構成するサーバーおよびネットワーク機器などのハードウエアから仮想化ソフトウエアまでを含め、SPOF(Single Point of Failure:単一障害点)のない構成で提供します。またこれまでソフトバンクが長年培ってきたクラウドサービスの運用ノウハウと実績により、通信事業者が提供するクラウドサービスとしてトップクラスのSLA(Service Level Agreement:品質保証制度)99.999%の稼動率を保証するキャリアグレードで提供します。

「ASPIRE」は、データセンター基盤のコンポーネントを最新のネットワーク仮想化プラットフォームソフトウエア「VMware NSX」によって仮想化することで、サーバーやストレージのリソースに加え、必要なネットワーク機能もクラウドで調達・拡張できるので、よりスピーディーかつ柔軟にシステム構築が実現できます。また、サーバーリソース増強時の構築作業やインフラ監視、ハードウエア障害への対応などの運用負荷を軽減することができるため、運用にかかわるトータルコストと工数の削減が見込めるほか、ビジネスの変化にも迅速に対応します。今後は「VMware NSX」の機能をさらに活用したメニューを追加し、クラウド環境のサーバー、ネットワークに対するより柔軟でセキュアな環境を提供します。

さらに、「ASPIRE」は標準ストレージにSSD(フルフラッシュ)を採用することで、HDDと比較して約5倍~10倍のハイパフォーマンスストレージを提供し、データ出入力の負荷が高いシステムの要件にも対応します。

ソフトバンクは、「ASPIRE」によって仮想化テクノロジーの適用範囲を拡げながらSDDC(Software Defined Data Center)を実現し、信頼性、柔軟性、機能性を兼ね備えたクラウドサービスでお客さまのビジネスを強力にサポートしていきます。

[注]
  • 記憶媒体としてフラッシュメモリーを用いるドライブ装置

「ASPIRE」の概要

1. 特長

(1)キャリアグレードが実現する高い信頼性

  • SLA99.999%で仮想サーバーおよびネットワークの稼働率を保証
  • 24時間365日のサポートを提供

(2)システム要件に合わせてカスタマイズできる高い柔軟性

  • 仮想マシンリソースを1GHz、1GB単位で選択可能
  • プライベートネットワークセグメントを自由に作成
  • お客さま専用の操作性の高いセルフポータルを提供

(3)豊富な機能を標準で提供

  • インターネット接続とグローバルIPアドレスを標準で提供
  • 冗長構成されたファイアーウォールを標準で提供
  • HA(高可用性)サーバーを標準で装備
  • SSD(フルフラッシュ)ストレージを標準で提供

2. サービスメニューと月額利用料金(税抜き)

(1)リソースプール型

3,900円/月~

(2)サーバー専有型

38万2,400円/月~

「ASPIRE」の詳細およびお客さまからのお問い合わせ先はこちらをご参照ください。

  • VMware NSXは、VMware,Inc.の米国および各国での商標または登録商標です。
  • SoftBankおよびソフトバンクの名称、ロゴは、日本国およびその他の国におけるソフトバンクグループ株式会社の登録商標または商標です。
  • その他、このプレスリリースに記載されている会社名および商品・サービス名は、各社の商標または登録商標です。
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