プレスリリース 2017年

乳幼児期から生涯にわたり健康情報を記録・管理する
「成長ログサービス」を岡山県新見市で提供開始~ICT活用による次世代育成と多様性を生かす社会環境づくりを目指して~

2017年6月30日
ソフトバンク株式会社

ソフトバンク株式会社は、乳幼児期から生涯にわたり健康情報を記録・管理することができるWEBサービス「成長ログサービス」の提供を2017年7月から岡山県新見市で開始します。

本サービスでは、母子手帳が主な対象とする乳幼児時期の体重などの発育情報に加え、コミュニケーションや生活における発達状態を記録できるほか、学齢期以降も病歴や通院投薬履歴の記録など、健康情報を管理することができます。これにより、子育て世代が育児を行う上で把握できる情報が増えるだけでなく、本人が学習や福祉などの生活に役立てることができる最適な情報を生涯にわたり管理することができます。サービスの詳細については別紙をご参照ください。

なお、本サービスの企画・開発には、2016年6月から大阪府池田市が住民向けに提供する成長記録サービス「e-Ikeda_s(イーイケダス)」の開発と利用実績における知見を活用しました。

また、全国の自治体へ本サービスの導入を進めることで多くの方にご利用いただくために、自治体向けの説明会を開催します。

[注]

自治体向け説明会の開催

「多様性を生かしたこれからの次世代育成について」
~ICTを活用したソフトバンクの自治体向けソリューション~

1. 概要

一億総活躍社会の実現に向け、ソフトバンクは将来を担う子どもたちの多様性を生かす環境づくりが必要と考えています。説明会では、次世代育成という観点でICTを活用した最新事例をお伝えします。

2. 日時と場所

日付 場所 時間
7月25日(火) 名古屋 ソフトバンク株式会社 名古屋事業所
(愛知県名古屋市中村区名駅1-1-3 JRゲートタワー)
午前の部:
午前10時~正午
午後の部:
午後2時~4時
7月27日(木) 東京 ソフトバンク株式会社 汐留本社
(東京都港区東新橋1-9-1 東京汐留ビルディング)
7月28日(金) 大阪 ソフトバンク株式会社 大阪事業所
(大阪府大阪市北区小松原町2-4 大阪富国生命ビル)

3. 定員

各回 約30人

[注]
  • 応募多数の場合には先着順となります。
  • 交通費などの支給はありません。

4. 参加費

無料

5. 参加方法

参加ご希望の方は以下のメールアドレス宛に、氏名、自治体名、部署名、連絡先(メールアドレス)、参加理由(任意)を記載のうえ、ご連絡ください。

宛先メールアドレス
[注]
  • 件名には「説明会参加希望」とご記載ください。
  • お申し込みをいただいた方に詳細をご連絡いたします。

サービス導入に関するお問い合わせ

サービス導入に関するご質問などがある場合には、以下のメールアドレス宛にお問い合わせください。

メールアドレス

別紙

成長ログサービスについて

サービスの主な特長

  1. 体だけでなく、コミュニケーション・生活・学習など、成長全般に関わる記録ができます。
  2. 成長の状態を本人や家族が正確に認識し、周囲に正しく伝えられるようになることで、正しい理解や適切なサポートを得ることができます。
  3. 健康診断結果や病歴、通院投薬履歴などの記録により、生涯にわたって健康管理ができます。
  4. 自治体からのお知らせ配信を可能とするなど、自治体向け機能も充実しています。

サービスの主な特長

サービスの目的

子どもの成長において、異なる価値観や特性は周囲からの理解が得られにくい場合があります。個々の特性の早期把握や周囲の理解によって、適切なサポートを得られることが重要です。子育て世代のニーズや災害時のデータ消失リスクの観点から、電子母子手帳を導入する自治体が増えている中、多様性への理解を促進するために、従来の母子手帳の記録項目に加え、健康管理機能や発達状態を把握できる機能を持つ本サービスの提供を開始しました。

主な機能

利用者向け
  1. 記録機能:身長や体重などの基礎情報に加え、設問に回答する形式で学習・運動・コミュニケーション・生活などの達成状態を記録できます。
  2. 参照機能:健康・成長・発達の記録に対するコメントや経年変化のグラフが表示されます。
  3. 出力機能:記録内容を出力することで、自治体窓口や各種機関とのやりとりの際に活用することができます。

左:TOP画面イメージ、右:経年変化グラフのイメージ

左:TOP画面イメージ、右:経年変化グラフのイメージ

自治体向け
  1. 自治体からのお知らせ機能:自治体から利用者に向けてお知らせを送ることができます。
  2. ヒアリングシート作成機能:健診などで自治体が確認したい項目を事前に利用者に配信することができます。利用者が事前入力・印刷をして当日参加することで、当日の窓口対応の効率化が図れます。
    [注]
    • 2018年度提供予定
  3. 属性(年齢/性別など)管理機能:利用者の年齢や性別ごとにお知らせなどの配信先を管理できます。

想定する利用シーン

育児における利用

学習・運動・コミュニケーション・生活などの達成状態を記録することで、客観的に状態を把握し、周囲への相談を行うきっかけとなり、予防や対策に役立てることができます。また、自治体窓口や医療機関などの各種専門機関へ相談する際に、子どもの体質や特性を正確に伝達することができるため、適切なサポートを受けることができます。

想定する利用シーン

自治体での利用

データをクラウド化しているため、災害時にデータ消失を避けることできます。また、お知らせ機能やヒアリングシート作成機能などで住民の声をいち早く確認し、施策につなげることができます。

[注]
  • 画面はイメージです。
  • SoftBankおよびソフトバンクの名称、ロゴは、日本国およびその他の国におけるソフトバンクグループ株式会社の登録商標または商標です。
  • プレスリリースに掲載されている内容、サービス/製品の価格、仕様、お問い合わせ先、その他の情報は、発表時点の情報です。その後予告なしに変更となる場合があります。また、プレスリリースにおける計画、目標などはさまざまなリスクおよび不確実な事実により、実際の結果が予測と異なる場合もあります。あらかじめご了承ください。