プレスリリース 2018年
IoTプラットフォームを活用した、デジタルドアロックの
遠隔管理サービス「スマカギ」を提供開始
~錠前ソリューション最大手のアッサアブロイジャパンとの協業により、
信頼性の高いデジタルドアロックを活用した、
高度なセキュリティー環境を維持する法人向けサービスを提供~
2018年2月1日
ソフトバンク株式会社
ソフトバンク株式会社(以下「ソフトバンク」)は、IoTプラットフォームを活用しデジタルドアロックの解錠権限を遠隔で管理できる新しいサービス「スマカギ」を開発し、錠前ソリューションの世界最大手、ASSA ABLOY ABの日本法人、株式会社アッサアブロイジャパン(以下「アッサアブロイ」)のデジタルドアロックと組み合わせた法人向けサービス※を、2018年2月1日から提供開始します。
「スマカギ」は、物理的な鍵を使わずにデジタルドアロックの解錠を操作する機能を遠隔で設定、管理できるサービスです。ピッキングや複製ができないセキュリティー性、耐久性に優れたアッサアブロイのデジタルドアロックと組み合わせ、IoTプラットフォームを通じて遠隔で解錠用の暗証番号の発行や非接触ICカードへの解錠権限の付与などの設定が可能になります。不動産物件の所有者やシェアビジネスを運営する法人のお客さまは、ホテル、賃貸マンションや民泊など、多様化するシェアリング・エコノミーにおける物理的な鍵管理の運用負荷やコストの軽減を実現し、シェアサービスの利用者も利便性が向上します。
今後ソフトバンクは、パートナー企業向けに独自サービスへのカスタマイズが可能な、外部システム向け「スマカギ」のAPIの提供も予定しています。アッサアブロイの錠前ソリューションのテクノロジーとIoTプラットフォームを通じて、物件や宿泊などの予約管理システムとの連携など、さらに安全性と利便性が高いサービスの提供を目指します。
なお「スマカギ」は、ソフトバンクが2015年7月から開始した「第1回 SoftBank Innovation Program(ソフトバンクイノベーションプログラム)」において選考した中で、商用化が実現した案件の一つです。
- [注]
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- ※デバイスや機器設置はアッサアブロイから提案します。
- ※
「スマカギ」の主な機能について
1. デジタルドアロックの遠隔管理機能
- (1)時限付き解錠用の暗証番号の発行
- (2)解錠用暗証番号のスケジュール登録
- (3)非接触IC対応カードと端末のID登録と解除
- (4)デジタルドアロック開閉ログの確認
- (5)デジタルドアロック異常時のアラート通知
2. テナントとアカウントの管理機能
管理対象物件のテナントと各テナントの管理者のログインアカウントが一緒に管理できます。
解錠方法
- (1)解錠用の暗証番号
- (2)「FeliCa」および「MIFARE」に対応しているICカードや携帯電話、スマートフォン
サービス利用イメージ
「スマカギ」に関するお客さまからの問い合わせ先
ASSA ABLOY ABについて
ASSA ABLOY ABは、1994年の設立以来、セキュリティー、安全性および利便性を備えた錠前ソリューション事業を世界70カ国以上で展開しているグローバル企業です。電気機械セキュリティー部門のほか、アクセス制御、認証技術、入退場管理、ホテルセキュリティー分野でのマーケットリーダーです。
- FeliCaは、ソニー株式会社の登録商標です。
- MIFAREは、NXP B.V.の登録商標です。
- SoftBankおよびソフトバンクの名称、ロゴは、日本国およびその他の国におけるソフトバンクグループ株式会社の登録商標または商標です。
- その他、このプレスリリースに記載されている会社名および製品・サービス名は、各社の登録商標または商標です。