2026年度第1四半期連結累計期間の売上高は、全報告セグメントで増収となり、前年同期比1,561億円(9.4%)増の1兆8,147億円と過去最高になりました。ディストリビューション事業は法人向け継続収入商材およびICT関連商材の堅調な増加などにより566億円、メディア・EC事業はコマース売上および戦略売上の増加により399億円、コンシューマ事業はでんき売上および物販等売上の増加などにより319億円、エンタープライズ事業はデジタル化に伴うソリューション需要の増加などにより266億円、ファイナンス事業はPayPay株式会社およびPayPayカード株式会社が展開するQRコード決済やクレジットカードの決済取扱高の増加などにより246億円、それぞれ増収となりました。
2026年度第1四半期連結累計期間の営業利益は、前年同期比116億円(4.0%)増の3,023億円となりました。メディア・EC事業が前年同期に計上した企業結合に伴う再測定による利益の剥落などにより40億円、コンシューマ事業が9億円、それぞれ減益となった一方で、ファイナンス事業が137億円、エンタープライズ事業が134億円、ディストリビューション事業が10億円、それぞれ増益となりました。
2026年度第1四半期連結累計期間の親会社の所有者に帰属する純利益は、前年同期比48億円(3.3%)増の1,501億円となりました。これは主として、前述した営業利益の増加によるものです。また、非支配持分に帰属する純利益は、主としてPayPay株式会社を含むLINEヤフーグループ(LINEヤフー株式会社および子会社)の純利益が増加したことに伴い、前年同期比144億円(39.0%)増の514億円となりました。
2026年度第1四半期連結累計期間の調整後フリー・キャッシュ・フロー(LINEヤフーグループ、PayPay等除く)は1,285億円の支出となり、前年同期比では2,149億円の支出の増加となりました。営業活動によるキャッシュ・フローは1,004億円の収入となり、前年同期比では967億円の収入の減少となりました。これは主として、EBITDAの増加や、営業債権・債務・棚卸資産等の運転資本の減少があった一方で、銀行事業および証券事業の運用資産の増加ならびに法人所得税に係る支出の増加があったことによるものです。投資活動によるキャッシュ・フローは3,780億円の支出となり、前年同期比では333億円の支出の増加となりました。これは主として、銀行事業の有価証券の売却または償還による収入の増加があった一方で、Energy Global, LPの優先持分を10億米ドル(約1,600億円)で取得したことに伴い投資の取得による支出が増加したことによるものです。
コンシューマ事業の売上高は、前年同期比319億円(4.4%)増の7,497億円となりました。そのうち、モバイルは前年同期比30億円(0.8%)増加しました。これは主として、「ソフトバンク」ブランドの料金プラン「ペイトク」の浸透や前期に実施した「ワイモバイル」ブランドの料金プランの改定などにより通信料の平均単価が上昇したことによるものです。ブロードバンドは前年同期比46億円(4.4%)増加しました。これは主として、ソニーネットワークコミュニケーションズ株式会社との合弁会社であるOpenFiber Japan株式会社を設立し、事業を開始したことによるものです。でんきは前年同期比142億円(34.3%)増加しました。これは主として、電力市場での取引が増加したことによるものです。物販等売上の増加は、主として、携帯端末の平均単価の上昇によるものです。
営業費用※2は5,968億円となり、前年同期比で328億円(5.8%)増加しました。これは主として、でんきの原価および資産計上された販売手数料の償却費が増加したことによるものです。
上記の結果、セグメント利益は、前年同期比9億円(0.6%)減の1,529億円となりました。
エンタープライズ事業の売上高は、前年同期比266億円(11.4%)増の2,604億円となりました。そのうち、通信は前年同期比55億円(4.4%)増の1,315億円、ソリューションは前年同期比28億円(5.8%)増の518億円、クラウド・AIは前年同期比183億円(31.0%)増の771億円となりました。通信売上の増加は、主として、モバイル契約数および端末売上が増加したことによるものです。ソリューション売上の増加は、主として、物販を含むシステムインテグレーション関連の売上が増加したことによるものです。クラウド・AI売上の増加は、主として、AI計算基盤の売上が増加したこと、および企業のデジタル化需要をとらえ、クラウドやセキュリティソリューションなどの売上が増加したことによるものです。
営業費用は1,982億円となり、前年同期比で132億円(7.1%)増加しました。これは主として、上記クラウド・AI売上やソリューション売上の増加に伴い原価が増加したことによるものです。
上記の結果、セグメント利益は、前年同期比134億円(27.5%)増の622億円となりました。
ディストリビューション事業の売上高は、前年同期比566億円(22.8%)増の3,045億円となりました。これは主として、注力している法人向けのクラウドやSaaSなどの継続収入商材やICT関連の商材の堅調な伸長によるものです。
営業費用は2,916億円となり、前年同期比で556億円(23.6%)増加しました。これは主として、売上高の増加に伴い売上原価が増加したことによるものです。
上記の結果、セグメント利益は、前年同期比10億円(8.2%)増の129億円となりました。
メディア・EC事業の売上高は、前年同期比399億円(9.8%)増の4,468億円となりました。そのうち、メディアは前年同期比48億円(2.7%)増の1,808億円、コマースは前年同期比267億円(12.4%)増の2,422億円、戦略は前年同期比85億円(62.9%)増の220億円、その他は前年同期比1億円(5.5%)減の18億円となりました。メディア売上の増加は、主として、検索広告が減収した一方で、アカウント広告が増収したことによるものです。コマース売上の増加は、主として、LINE MAN CORPORATION PTE. LTD.およびBEENOS株式会社の子会社化、ならびにZOZOグループ(株式会社ZOZOおよび子会社)における取扱高の増加等によるものです。戦略売上の増加は、主として、LINE Bank Taiwan Limitedを子会社化したことによるものです。
営業費用は3,801億円となり、前年同期比で439億円(13.1%)増加しました。これは主として、LINE MAN CORPORATION PTE. LTD.、LINE Bank Taiwan LimitedおよびBEENOS株式会社の子会社化により営業費用が増加したことに加え、前年同期に計上したLINE Bank Taiwan Limitedへの増資に係る企業結合に伴う再測定による利益の剥落によるものです。
上記の結果、セグメント利益は前年同期比40億円(5.7%)減の667億円となりました。
ファイナンス事業の売上高は、前年同期比246億円(27.0%)増の1,159億円となりました。これは主として、PayPay株式会社およびPayPayカード株式会社が展開するQRコード決済やクレジットカードの決済取扱高が増加したことによるものです。
営業費用は842億円となり、前年同期比で109億円(14.9%)増加しました。これは主として、前述の通りPayPay株式会社およびPayPayカード株式会社が展開するQRコード決済やクレジットカードの決済取扱高の増加により、ポイント還元などに係る販売促進費が増加したことによるものです。
上記の結果、セグメント利益は、前年同期比137億円(76.0%)増の318億円となりました。
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