お知らせ 2025年
認知症高齢者見守り支援サービス
「オレンジセーフティネット」をリニューアル
2025年7月24日
ソフトバンク株式会社
ソフトバンク株式会社は、スマートフォン(スマホ)を活用した認知症高齢者の見守り支援サービス「オレンジセーフティネット」のアプリをリニューアルしました。
今回のリニューアルでは、自治体・家族・地域が連携した捜索協力を、より簡単に、かつ安心してできるよう、機能強化と使いやすさの改善を行いました。
「オレンジセーフティネット」の概要
認知症サポーターや、認知症高齢者等見守り・徘徊SOSネットワーク事業の協力者など、地域住民のスマホにアプリをインストールし、機能を利用していただくことで、認知症高齢者を地域全体で見守る体制を支援します。現在12の自治体に導入していただいており、デジタル庁が公開する「デジタル地方創生サービスカタログ(2024年冬版)」にも掲載されています。
1. 特長
- (1)捜索対象者の特徴が分かりやすい
あらかじめ登録された写真を捜索協力者に共有することで、対象者の特徴を視覚的に把握することができます。
また、服装や体形、身体的な特徴などの情報もテキストで共有し、円滑な捜索活動を支援します。 - (2)リアルタイムで情報共有しながら捜索できる
捜索協力者同士がリアルタイムで情報共有できる「チャット機能」を提供します。
捜索対象と思われる人物の写真や、発見場所の地図情報などを即時に共有できるほか、他の協力者が現在どの地域を捜索しているかを地図上で確認することも可能です。
これにより、捜索エリアの重複を避けながら、より効率的で迅速な捜索が可能となります。 - (3)個人情報に配慮した捜索支援を実現
行方不明となった人物の顔写真や服装などの情報について、捜索に協力する意思を示した協力者のみが閲覧できる仕組みを採用しています。
さらに、捜索終了時には、当該情報は直ちに非表示となり、捜索協力者の端末に個人情報が残ることはありません。
この仕組みは、特許を取得した高セキュリティ技術を活用しており、個人情報保護に十分配慮した安全・安心な捜索支援を実現しています。
- [注]
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- ※アプリケーションの利用には、事前に自治体への登録が必要です。
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2. リニューアルに伴う変更点
- (1)使いやすさと画面デザイン
大きなアイコンとフォント、ホーム画面へのショートカットで視認性と操作性が向上
- (2)郵便番号情報に基づく発報
個人情報を尊重しながら協力者を募る機能を追加 - (3)登録・運用の簡素化
必須入力項目の削減により登録工数が削減 - (4)情報共有と周知強化
住民から自治体への連絡先をアプリ内に掲載
サービスの詳細は、こちらをご覧ください。
3. リニューアル日・料金
| リニューアル日 | 2025年7月7日 |
|---|---|
| 料金プラン | 自治体人口の規模に応じた設定(詳細は問い合わせフォームからお問い合わせください) |